ワーグナーの性格と作品とはまったく異なる

ワーグナーはパーソナリティ障害だった

リヒャルト・ワーグナー。


※写真引用元:wiki

「ワーグナー」として知られている19世紀のドイツの音楽家・作曲家ですね。

この「ワーグナー」。
実は、今でいう「パーソナリティー障害」だったんですね。

なんと、
・金銭感覚ゼロの超浪費家
・得意技は「裏切り」
・お金に困れば「夜逃げ」の常習犯
・犯罪気質

といった具合で、ヤバい人なんです^^;
どこか壊れちゃっているんじゃないの?と思うくらいの危ない人。

いえいえ、これは決して悪口とか誹謗中傷ではなく、史実なんですね。
れっきとした史実です。

が!、そんなワーグナーが創った作品は実に素晴らしいんですね。

たとえ「ワーグナー」という名前を知らなくても、音楽作品は、もう誰でも知っていると思います。

ローエングリン「結婚行進曲」

たとえば、「ローエングリン」の「結婚行進曲」
※作品はYouTubeで検索してみてください^^;

これはもう誰でも知っていますよね。
結婚式では超定番。
ターンタータター♪でお馴染みです。

このビューテホーな作品を作ったのが、ワーグナー。
ワグちゃんの性格を知ると、頭に中に???と付いてしまいますが、こんなにも印象的で、感動的で美しい曲を、ワグちゃんは作っていたんですね。

ニーベルングの指環「ワルキューレの騎行」

あと、これ。
ニーベルングの指環「ワルキューレの騎行」です。
※こちらもYouTubeで検索してみてください^^;

これも聞けば一発で思い出すはずです。

もう、血湧き肉躍る「戦争ミュージック」「戦闘音楽」です。

マシンガンやらデリンジャーやら機関銃を、もう撃って撃って撃ちまくれ~~~!とアドレナリンがドバドバ出てくる戦闘民族サイヤ人な音楽です^^;

イントロからすごいんですよね。
ドルゥゥゥゥ~~~ン♪と狂気に満ちたストリングスが奏でられ、そこに変則的なリズムを奏でるホルン群が入ります。

そこに狂気じみたストリングスが奏でるアルペジオが重なります。

さらに、ラリってぶっ飛んだかのように、これまた狂気を奏でる管楽器によるアルペジオ。

で、途中から女性ソプラノの、これまた狂気じみた歌声が入ります^^;

狂気のコラボレーションよろしく、もうぶっ飛んでいるんですよね^^

が、この美しくも狂気に満ちたオーケストレーションは、天才的です。

狂気を、かくも美しい響きに仕上げているワーグナーの力量には圧倒されるんですよね。すごい、マジですごい、ワーグナー^^;

ワーグナーの地の性格を、耽美的に表しているかのような名曲なんですね^^;

怒りを解放するワークに「枕叩き」というのがあります。このワークをするときには、「ワルキューレの騎行」はピッタリかもしれませんね(笑)

うぉりゃーーーと(^o^)
はは^^;

ちなみに、狂気じみた女性ソプラノは、坂本龍一さんの「大航海」を思い起こします。こちらもYouTubeで検索してみてください^^; 「大航海」は現代的な曲風になっていますが、狂気じみつつも美しい曲です。さっすが坂本龍一さん。

ニュルンベルクのマイスタージンガーより第一幕への前奏曲

で、「ニュルンベルクのマイスタージンガーより第一幕への前奏曲」も、おそらく聞いたことがある人は多いと思います。

こちらもYouTubeで検索してみてください^^;

で、この曲もまた、出っぱなしが印象的なんですね。
ジャーン♪ ジャジャジャー♪ジャジャジャジャンジャン~

というこれまた印象的かつ雄々しく雄壮な素晴らしくも美しい旋律なんですよね。

ホント、印象的。
で、格調の高さをも感じさせます。

戦いに勝利し祖国に戻り、大衆の拍手喝采と歓声を受けて、凱旋するかのような誇らしくも格調高い曲です。

表彰式といった晴れの舞台にもピッタリな音楽です。

美しいですね。
で、雄々しい。
恰好いい。

素晴らしい曲^^

で、この曲もまた「ワーグナー」なんですよね。ワグちゃん。

ちなみに、この手のワーグナー作品の影響を受けているのが音楽家の千住明さんですね。「千住節」はワーグナー。

で、千住明さんのアニメ「B’T X(ビートエックス)」には「エックス復活」という名曲があるんですよね。ほとんど知られていませんが。

こちらもYouTubeで検索してみてください^^;「B’T X Fukkatsu!」で出てくるかな^^;ビューテホーな名曲です。

多面性のあるワーグナーの作品

ワーグナーは、

  • 美しきも感動的&印象的な「結婚行進曲」
  • アドレナリンドバドバの狂気にも似た「ワルキューレの騎行」
  • 格調高く美しい「ニュルンベルクのマイスタージンガー」

といった具合に、相反する性格を示すかのような作品を多く作っています。

すごですよね。
天才。

しかし、そんな天才ワーグナーの性格といえば・・・

^^;

あれま

人間という存在の謎を示すかのようなのが、ワーグナーなのかもしれませんね。

もしかすると、犯罪気質というのは、実は他に特異な才能があって、一般的には、その才能なり気質は、ストレートに犯罪となって表れるものの、本当はウルトラ級の独創性を秘めた知られざる一面があるのかもしれませんね。

ワーグナー、非常に興味深い音楽家&作曲家デスネ。

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