冨田恵一さん(冨田ラボ)の作品は、昔はよー聞いていたものでした。
コテコテの濃厚な作りをしているので、「冨田とんこつラーメン屋」と勝手に命名していたくらい^^;
そんな冨田ラ−メン屋の中でも、「ずっと読みかけの夏」は、サラリーマン時代、よく聴いていたものです。
CHEMISTRYがフューチャリングしています。
冨田ラボ – ずっと読みかけの夏 feat. CHEMISTRY
※引用元:Sony Music (Japan)公式
「ずっと読みかけの夏」は、会社勤め最後の時代の通勤途中、車の中で毎日、聴いていましたねえ。
ちょうど季節も10月~11月だったでしょうか。
当時、極端なくらいの激務でしたね。
そんな中、冨田ラボが一服の清涼感のような。
晴れわたり、突き抜けるような秋空の美しさとは対称的に、ボロボロになりながら働き続ける日々。
無茶な計画をバンバン入れられて、プログラマーの世界でよくいわれる「デスマーチ」状態でした。
実際、体をこわしてしまい、大変でした。
しかし、ストレス性の病気になっても会社は知らん顔ですね。
使い捨ての駒のような感じもしましたね。
一体、ワシは何をやっておるんじゃ、と。
眼は秋の美しさを感じ取りながらも、肉体は悲鳴を上げている。
身体の外と内に生じるコントラストを感じる中、冨田ラボの曲は、なんかこのすき間に入り込んで、スっとするような。
一服の清涼飲料水のようでもあり、気分転換に。
西村由紀江嬢のピアノもそうでしたが、冨田ラボの豊潤な響きはとても染みいるものがありました。
「ずっと読みかけの夏」は秋にピッタリでしたし。
で、「ずっと読みかけの夏」は、淡々としたメロで、いわゆる「お経メロディ」です^^;
お経。
ですが、ずっと読みかけの夏はいいんですね。
歌いやすいですし、演奏のオケが、冨田節全開。
シンバルをジャンジャン鳴らします。
冨田ラーメンの濃厚とんこつスープ、この曲にも入っています。
しれにしても、この曲を聴いていると、10年以上前のことを思い起こします。
ちょうど、ビジネスに夢中になり始めた頃でしたね。
毎日、ビジネスの勉強なりをしていたものです。
で、どうやら、わたくしは周期的にビジネスに夢中になる時期がありそうです。
そんなのが、あるな^^;