マーベル社の「アイアンマン3」は面白い
マーベル社の「アイアンマン」。
「アイアンマン3」も面白かったものです。
2013年の作品。
マーベル社のキャラは面白く、単純明快で痛快なストーリーです。最近は、映画の見せ方もウマイですので、娯楽としては逸品ですね。
で、2012年に上映のアベンジャーズは、マーベル社のヒーロー達が勢ぞろいでしたね。
アイアンマン、マイティ・ソー、キャプテン・アメリカ、ハルクといった人気のキャラが一堂に会する、痛快アクション・ヒーローものでした。
それぞれのキャラが、個別に映画にもなっています。マーベル社の戦略は巧いですね。
バラ売りでも人気があります。
セット販売でも人気あり。
販売戦略としては、最高のやり方です。
マーベル社のヒーロー作品は大人も楽しめる
しかもおこちゃま向けのヒーローものと思いきや、どうしてどうして。
大人向けに作られていますから、マーベル社のヒーローものはあなどれません。
日本にもこうしたヒーローものがあります。
ですが、どこかおこちゃまじみています。大人の鑑賞に耐えられる作品が、正直にいえば少ない。
ファミリー向けや、子どもが楽しむ。日本のヒーローものは、そんな扱いが多い感じです。
ですが、マーベル社のヒーローものは違います。
大人向けの娯楽作品。
今回のアイアンマン3もそうでした。
今ではCGは当たり前ですが、単に映像が良かったり、見せ方が巧いだけではありませんね。
アイアンマン3のストーリー(ネタバレ無し?の説明)
今回の三作目は、アベンジャーズの延長にありますね。
トニーは、アベンジャーズでのエイリアンとの戦いで、トラウマを背負ってしまっています。
なんと、不眠症に。
実は、そういう設定。
で、些細なことでキレたり、自分を大きく見せるなど、精神的にもアンバランスに。
ところが、こんな状態のトニーに対して、エクストリミスという、人間をマグマのようにしてしまう薬品を投与された改造人間らが登場。
エクストリミスを投与された人間は、無敵に近い存在。
トニーは悪戦苦闘。
アイアンマンが大量に登場して、豪華なアイアンマン空中爆破ショーも展開しますが、詳しいことはネタバレになってしまいますので、DVDで実際にご覧になってください。
ここでは、アイアンマンのストーリーに直接関係の無い話題でも書こうかと思います^^;
ロバート・ダウニー・Jrの皮肉混じりのジョークが面白い
で、「ロバート・ダウニー・Jr」は、やっぱり面白い。いい味を出す俳優ですね。
彼の皮肉交じりのセリフが笑えてきます。
アイアンマン3でもそうですが、アイアンマンの1作目から、その皮肉交じりのジョークが面白いものです。
ピンチに陥っても、皮肉タップリのジャークをつぶやく、そのシニカルな性格が、どこか屈折を帯びながらも、不思議な魅力となって見る者を惹きつけます。
こうした味わいは「アイアンマン3」でも健在ですね。この味わい深い「ロバート・ダウニー・Jr」は「シャーロックホームズ」でも主演を張っています。
こちらもまた面白いですね。
キャラが、やっぱり皮肉屋っぽいのですが、もしかすると、ロバート・ダウニー・Jr生来の性格なんですかね^^;
アイアンマン3でのロバート・ダウニー・Jrは老けた?
ところで、アイアンマン3では、ロバート・ダウニー・Jrも何か老けた感じです^^;
あっという間に年を取った感じがします。
いえいえ、もしかすると、そういう役作りなのかもしれません。
しかしながら、欧米の女優は7~8年経つと、随分と容貌も変わって来る人も多いですからね。女優のほかに、ハリーポッターの主演を務めたダニエル君も、随分と変わった印象です。
そうえいば、キアヌリーブスの激太りが、一時、話題になりましたね。
http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51823682.html
すごい変容の仕方^^;
「Youは誰!?」
といったレベルです(^o^)
大変身し過ぎていますね。
しかし、その後、素晴らしいほどのダイエットに励んで、リカバリー。昔、マトリックスに出ていた頃に戻っています。
すごいですね。
役者魂といいますか、その執念は素晴らしいものです。
日本人と比べますと、欧米人の変化は速い気がします。食生活にも原因があるのではないでしょうかね。
やはり、脂肪分の多い食事や、子どもの頃から人工甘味料や合成保存料などの添加物がたくさん入った食事を摂っているのが多いことに原因があるのかもしれません。
日本も戦後は、欧米並の食事になってきています。が、それでも米が主食です。そう思うと、日本の食事は健康的でいいですね。欧米から、日本の食事が評価されるのもうなずけます。カロリーも少なく、ヘルシー。
アイアンマン3は「三作目のジンクス」を乗り越えられるか
話しが少し脱線しましたが、「アイアンマン3」は面白いですね。
それと3Dは迫力があります。
痛快娯楽作品です。
ですが3作を通して見ると、三作目はちょっと苦しいかなと。
三作目のジンクスかな、と。
大体、映画は二作目までは面白いですね。
三作目になると、新鮮さや新しいものを打ち出そうと苦しむケースが多くなります。
ですので三作目で「終わり」に持って行くことが多くありますね。
「前作とは違うもの」を出すということは、やはり難しいのだと思います。
パターン化をあえて避けようともしていますね。
ですので、苦心してオリジナル性を出そうとしています。
ですが結局、斬新なアイディアは出せず、CG合成や派手なアクションに頼って、観客をアっと言わせる手法に走りがちになるのではないかと。
でも、何も奇をてらったことをしなくてもいいと思いますね。
前作と同じ路線でもいいと思います。
日本のヒーローもののように、ワンパターンでもいいのではないかと。
観客が「あー、おもしろかった」となればいいわけですので。
アイアンマン3はアイアンマン1&2とアベンジャーズを見るとわかりやすい
なーんてことを思ったりもしますが、映画制作の現場では、それじゃあ興行的に伸びなくなる、といった経験則があるのかもしれません。
ですが、アイアンマン3は面白いです。
ロバート・ダウニー・Jrの皮肉交じりのセリフが、やっぱり面白い。
前作2作の「アイアンマン1&2」と、「アベンジャーズ」を見ておくと、「アイアンマン3」の話しの流れがわかりやすくなると思います。見ていない方は、ぜひご覧になってみてください。