確か高校受験の年だったはずです。
中学三年生ですね。
矢野顕子さんの歌を知り、いつも聞いていたものです。
ちなみに中学三年生のときは、冨田勲さんを知り、YMOを知り、突然、電子楽器(シンセサイザー)に目覚めたものでした^^;
その異次元的なサウンドといいますか、響きにスッカリ魅了されてしったものです。
で、そんな中、知ったのが「矢野顕子」さん。
実はYMOつながりで知ったというわけですね。
矢野顕子さんを知ったきっかけは、こちらの曲。
矢野顕子「ひとつだけ」
※引用元:矢野顕子(Official)
これですね^^
矢野顕子さんの「ひとつだけ」と「ぼんぼん」は、ドツボでしてね。
えー、こんなポップスがあったんだー!
と欣喜雀躍っていうんですかね、マジ小躍りでして、天を仰いで、こんなびゅーてほーな音楽に巡り合わせてくれた音楽の神・ミューズに感謝したものです^^;
と、ややオーバーに回顧していますが^^;、当時は非常~~~に新鮮でしたね。
いえいえ今でもいいデス。
ちなみにこの頃、「松任谷由実」も知りましたね。
正確にいえば、テレビCMで聞いていたんですが、「あの音楽って松任谷由実だったんだ!」という塩梅ですね。by「あの日にかえりたい」
そんなのもあったんですが、矢野顕子さんは、ほとんど無名。
にも関わらず、極上の音楽を創っているんですね。
もうね、価値観がグルンと廻るのも憶えたものです。
中坊なワタクシは「有名=良い」という風に、漠然と思っていたものです(洗脳されていました)。
が、「どうやら無名か無名に近い中にもすごいものがあるぞ」ということに開眼し、おそらく、これが有名無名にとらわれない私の原体験だと思います。
で、いろんな意味でインパクトがあったのが「矢野顕子」さん。
この「ひとつだけ」は、和声感がいいんですね。
アレンジが、坂本龍一さん。
さすがですね。
王道スリーコードで構築された単調な響きではなく、どこかゴージャスな響き。
そういった豊饒な音の響きが鮮烈だったものです。
スン晴らしい(^o^)
また、このキラキラした音の集合体がいいんですね。
シンセサイザーの音ですけどね。
今でも新鮮に聞こえます。
坂本龍一さんのシンセ使いは上手です。本当に。
ちなみに「ひとつだけ」は、元々、アグネスチャンに提供した曲なんですね。
1979年です。
ひとつだけ/アグネス・チャン(Agnes Chan/陳美齡)
アグネスチャンが歌う「ひとつだけ」は、アルバム「美しい日々」に入っているとか。
作詞・作曲:矢野 顕子 編曲:大村 雅朗
矢野顕子さん自身、1年後のアルバムに収録しますが、最初はアグネスチャンに提供したようですね。
しかしやっぱり、矢野顕子さん自らが歌い、坂本龍一さんのアレンジによる「ひとつだけ」のほうがいいですね。
際だっています。
で、そんなのがきっかけなんですが、矢野顕子さんの作品は、それから聞くようになりましてね。
他にも「春咲小紅」といったヒット曲もあります。
こちらも「ひとつだけ」と同じような可愛らしいシンセの音で構築していますね。
「ひとつだけ」に続く曲が「ぼんぼんぼん」。
当時はセットで聞いていましたね。
そんな思い出のある「ひとつだけ」。
今聞いてもいいですね(^o^)