ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)はテクノポップを世界に広めた功労者
テクノポップは、クラフトワークとかが代表とされています。ですが、私としてはジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)を挙げたいですね。
なぜかといいますと、ジョルジオ・モロダーは、ポップスとしての音楽性も優れていると思うからですね。
ジョルジオ・モロダーは、YMOにも影響を与えていますが、当時はヒット曲プロデューサーでもありました。
ザナドウはジョルジオ・モロダーが手がけた
たとえな有名な「ザナドウ」。
1980年に発表されたオリビア・ニュートンジョンの代表作です。
世界的にヒットした曲ですね。
今聞いてもいいですね。
元気が出てきます。
これをプロデュースしたのがジョルジオ・モロダーです。彼はポップスとしてのセンスは抜群でしょう。
ドナサマーもジョルジオ・モロダーが手がけた
ちなみにドナサマー(DONNA SUMMER)も手がけています。
1977年の「I feel love」ですね。
こちらはテクノそのものです。
ピコピコしています^^;
90年代からのダンスミュージックとそう変わりありません。
テクノポップは日本の歌謡界をも席巻
で、このピコピコとしたフレーズが、70年代以降、ミュージックシーンを席巻します。
日本では歌謡曲にも使われていきます。
先駆けは、山口百恵あたりだったと思います。
この手のピコピコは、ドイツのタンジェリン・ドリームのプログレにも通じるものがありますが、どこかユーモラスでありながら美しく聞かせるのは、ジョルジオ・モロダーが元祖ではないかと思います。
ジョルジオ・モロダーはテクノをポップスの第一人者
ジョルジオ・モロダーは、テクノをポップスに見事に昇華させた第一人者ですね。
ちなみに彼はアインシュタインの特殊相対性理論をモチーフにした音楽も作っています。
それが「E=Mc2」ですね。
E=Mc2という、特殊相対性理論を題材にした曲です。ユーモアがありますね。
ユーモラスたっぷりなジョルジオ・モロダーだからこそ、テクノ自体が、面白さがあるのかもしれませんね。