経営科学出版の550円翻訳本は読みにくい
経営科学出版(ダイレクト出版)では550円で本をセールスするときがありますね。
で、私も何冊も購入しています。
GHQにより焚書された本と、翻訳本が550円セールスになることが多いですね。
が、翻訳本は、どうも読みにくいんですね。
論文っぽい翻訳なんです。
そもそも一文が長いのが結構あります。
しかも文字も小さい。
こういう本は、商業ベースの本作成では、校正の段階でダメだしされるとは思うんですね。が、そういうのが販売されています。
もしかすると学術論文のような扱いで出版しているのかもしれません。
しかし、読みにくい。
気合いを入れて、ジックリと読む必要も出てきます。
今の時代はサクサク読める本が望ましい
しかし、いろんな本を読んだり、YouTubeを見たり、音声コンテンツを聴いたり、で、仕事をしたりで、一日の時間は限られています。
昔と違って情報収集の媒体は、本だけではありません。ものすごく多くなっています。
なので本はサクサクと読めるくらいが丁度いいんですよね。
今の時代はサクサク読めるのが望ましい。
昔とは違います。
今は時間が限られています。
なのでサクサクと読める本がいいですね。
少なくとも、私の場合はそうです。
読むのを断念する本とは?
もっとも時間に余裕があるときや、「これはどうしても必要な知識だ」と思うときは、難解な本であっても腰を据えて読みます。
しかし教養のために読む場合、読みにくい本は読書を断念してしまいます。
で、読書を断念してしまう本は、
- 文字が小さい
- 行間が狭い
- センテンスが長すぎる
- 説明がまわりくどい
- 文章が破綻している
- なんか読みにくい
こういった本ですね。
で、こういった本は、読み始めても読書を止めてしまいます。時間のムダになることも多いからです。
残念なことに、経営科学出版の翻訳本は、ほぼこれらに該当しているんですね。
経営科学出版の翻訳本は5冊、読書を断念した
経営科学出版翻訳本は、「本当はこれ読みたいけれども、完読するのに時間がかかりそうだなあ」というのが多いですね。
もしかすると全部そうかもしれません。
そもそも経営科学出版の翻訳本は、最初に書いた通りで、学術論文っぽい調子で書いてあります。一文が長い。そんなのが結構あります。
しかも分厚い。300ページを超えるものも少なくありません。
このような本の場合、読書に時間がかかってしまいます。で、読みたくても読むのを断念してしまいます。
残念なんですね。
もっとスラスラと読むことができればいいんですけどね。
で、経営科学出版の翻訳本は、かれこれ5冊ほどお蔵入りになりました。
- ステルス戦争
- 進化する覇権戦争(上)
- 進化する覇権戦争(下)
- 暴走するマネー資本主義
- 買われる民主主義(上)
今のところ、この5冊ですね^^;
この前、「新型コロナ ウィルス感染症の真実」というのも購入しました。が、これまた300ページを超える翻訳本なんですね。
まだ中身を見ていませんが、またもや読みにくくて断念するんじゃないかと。読む前から思ってしまいます。
経営科学出版の翻訳本が読みにくい理由
で、経営科学出版(ダイレクト出版)の翻訳本は、なんでこんなに学術論文っぽい翻訳をするのかなあと思うわけなんですね。
で、もしかすると、翻訳しているのは大学院生じゃないかなあと思ったり。
というのも経営科学出版(ダイレクト出版)には京都大学の大学院生がバイトで働いているようなんですね。で、彼らに翻訳させているんじゃないかなあと^^;
バイトが翻訳するなら人件費は割安になります。それ故に、550円で販売できているんじゃないかと。
そんな憶測をしてみたり(笑)
翻訳は株式会社トランネットだった
ところが経営科学出版の翻訳本の奥付を見ると、翻訳は「株式会社トランネット」とあります。なんと!
で、ネット検索するとHPも出てきます。
株式会社トランネット
https://www.trannet.co.jp/
「トランネット」。
はて、どういう企業なのかと思ってみると、HPにありますね。
「多くの出版社のご協力のもと、翻訳家および翻訳家志望の方々に、出版翻訳のチャンスを提供するための翻訳者選定オーディションを開催しております」と。
なるほど。
翻訳家志望の方を集めて、翻訳しているっぽいですね。
ふむふむ。
ですが、これって、翻訳したい人に、翻訳のチャンスを与える代わりに、安価な報酬で請け負けおわせるビジネスモデルじゃないんですかね?^^;
翻訳家の卵ですので、報酬はそれほど高くないんじゃないかと。
で、経営科学出版の翻訳本が、格安の550円というのは、こういうカラクリがあるのではないかと。
もっともGHQ焚書の復刻書とか、三橋貴明さん、堤美果さんの新刊が、550円で販売されるときもあります。なので翻訳代が安いから云々は関係なさそうです。
しかし問題なのは、「経営科学出版の翻訳本は読みにくい」ということです。
で、プロではない翻訳家が翻訳する本ってどうなのかなあと、思えてきます。
好みもあるとは思いますが、経営科学出版の翻訳本に関しては疑問があります。
そもそも論文のような翻訳書は腰を据えて読む必要があります。
で、私のように時間に限りのある者にとっては、もっとサクサクと読める本のほうがいいんですね。
それと翻訳は、やはりプロが訳したほうが日本語もこなれていて読みやすいんじゃないかと思います。
今後は550円本は購入しない?
ということでして、経営科学出版の550円翻訳本は、プロの翻訳家ではなく、翻訳の仕事をした人達を集めて行っている「株式会社トランネット」によるもののようですね。
で、必ずしも読みやすい日本語の文章でなく、学術論文的に文章が構築されているのが多いかなあ、と。
時間に余裕が無いと、読むのがツラくなります。せっかく購入しても読まないままになってしまいます。
なので今後は、経営科学出版の翻訳本は購入を控えようかと思います。
最近もおもしろそうな本が出ていましたが、購入しませんでした。
またもや読書を断念することになりそうですからね。
実際、5冊もお蔵入りとなっています。合計2,750円の損失です。今後もお蔵入りする可能性は高いですでの、もう購入しないと思います。
経営科学出版(ダイレクト出版)は広告が巧み
しかし経営科学出版のセールスレターは、ダンケネディのダイレクト・レスポンスド・マーケティングやプロダクトローチンに基づいて作られているので、購買したい気持ちにさせるのがうまいんですよね^^
広告という観点からすると、経営科学出版(ダイレクト出版)の広告はDRMのお手本のような作品です。広告は秀逸。素晴らしい。
なので油断すると、ついポっちしまうんですよね^^;
が、その手には乗らないぞと気合いを入れて注意してまいろうかと思います(笑)
残念なんですけどね。
できれば読みやすい、サクサク読める文章になるように改善してくださるといいんですけどね。