宮沢孝幸氏のコロナを「うつさない」対策も大切
1988年からウイルスの研究をしている京大の宮沢孝幸さんの熱いアドバイスが参考になります。
言葉が汚くて申し訳ありませんが、Facebookでの文章を貼っておきます。かなり長い連続ツイートとなります。これはわたくし個人の意見で、京都大学とはなんの関係もありません。なおわたくしは1988年から一貫してウイルスを研究しております。論文も英語で200報以上書いております。叫び届きますように
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) 2020年3月28日
新型コロナウイルスは「うつさない」ことも大切ということですね。うつることから守ることも大切。しかし「うつさない」配慮や心がけもも大事です。
ちなみに宮沢孝幸さんは、藤井隆さんにも新型コロナウィルスに関するエビデンスを提供しています。
新型コロナウィルスを過度に恐れない
で、感染の懸念も広まっていますが、宮沢さんは世の中には熱にも強くエタノール(アルコール消毒)も効かないウィルスもある。それに比べたらコロナウイルスなんて弱点ありまくりですよ!(対応できますよ)と言っています。
なーるほどと思いますね。怖がりすぎないで、適切な予防をすれば大丈夫といういうことでしょう。既知のこともあると思いますが要約してみました。
新型コロナウィルスの対策
で、宮沢さんがアドバイスする対策は次の通りとなります。ツィートは長いですので、まとめてみました。
「移らない」予防もさることながら「移さない」配慮
- 感染しても無症状の場合もある。感染の自覚がない。
- 感染しても知らないうちに他人に移してしまう。
- だから「自分は感染してる」と思って行動する(マスクを着用する)。
- ウィルスは「咳」「唾」「呼気」から出てくる。
- しかし通常の呼気では移らない。
- 咳やおしゃべりによって唾が相手に飛ぶと移る(飛沫感染)。
- 飛沫感染は「マスク」でほぼ防ぐことができる。
- マスクは1枚あれば、洗って2週間使える。
- アルコールでシュッシュッと吹きかければ再利用できる。
ウィルスの感染は「手」からが多い
- たいていウィルスが感染するのは「手」から。
- 外出中は手で目や鼻を触らない。鼻くそはほじらない。
- 唇触るのもだめ。口に入れるのは論外。
- 難しいけれども意識してればできるようになる。
- どうしても鼻くそほじりたくなったら、手を先に洗う。
- 人前で鼻が気になったら、上腕でなんとかする。
- 人が触るものには「ウィルスがついてる」と思ったほうがよい。
- つり革、手すり、ドアノブ。
- お金、書類、荷物(宅急便も)。
- スマホ画面、ATMの操作パネル、PCのキーボード。
- これらは直接目にも鼻にも入らない。
- しかし「手」を介して「目」「鼻」などに入る。
- 外出時に手が洗えないときは「アルコールスプレー」(携帯用があるのが望ましいということか)。
- これらが無いときは「ウエットテッシュ」。
- それも無いときは「濡れハンカチ」
- 濡れハンカチにウィルスを押し付ける。
- ウィルスが1/100になれば感染しない。
飛沫感染について
- 人と集まって話しするときはマスクをする。
- 他人との会食では沈黙(しゃべらない)
- おしゃべりは食後にする。
- なるべく鼻で呼吸をする。
- 口呼吸で思い切り吸い込むのはやめる。
- 肺の奥でウィルスが増殖しだしたら終わり。
- 人が集まる所では、よほど騒がしい所でなければ大丈夫。
- お爺ちゃんばあちゃんの前には治るまで絶対でるな。
手洗いを必ず行う
- 家に帰ったらすぐに手を洗う。
- アルコールがあるなら、玄関ですぐ吹きかける
- ドアノブも拭く。
- 風呂はなるべく早く入る。帰宅後がベスト。
- 酒は飲むな。そもそも身体に悪い。
- お酒飲んだら会話する。声が大きくなる。ウィルスを飛ばす。
アルコールの入手が困難な場合
アルコールの入手が困難な場合。次亜塩や希釈ハイター液は「手の消毒」には厳しい。(おそらく手の皮膚が溶けるからではなかろうか)。
発症に必要なウィルス数
発症必要なウィルス数は?
感染性粒子として1万個。
ウイルス粒子としては100万個。
ウイルス粒子の100分の1が感染性粒子。
完全に滅菌しなくても手洗いやアルコール消毒でリスクはかなり下がる。
以上、まとめてみました。
とても参考になりますね。
ぜひとも実行してみましょう!