うつ病の人がよく使う言葉~否定形、一人称、絶対性の言葉は注意

うつ病の人がよく使う言葉

いや、これは参考になる調査結果です。

◆機械学習を使った調査で「うつ」病の人がよく使いがちな言葉が判明
https://gigazine.net/news/20180209-depression-use-language/

なんと、うつ病やうつ傾向のある人の特徴が、解析されたといいます。その特徴とは、

うつ病の否定的な言葉を使う傾向

1.否定的な感情を示す言葉を多用する
たとえば、「孤独な」「悲しい」「悲惨な」などいわゆるネガティブな言葉を多用するということであると。なーるほど。

うつ病の人は一人称の言葉を使う傾向

2.「自分」「自分自身」「私」など一人称を多用
また「自分」「自分自身」「私」など一人称の代名詞を多用するといいます。反対に「彼ら」「彼女」といった「三人称」の代名詞はほとんど使用しないと。

つまり、うつ病やうつ傾向のある人は、自分自身に関心があって、他人には無関心だったり、他人とのつながりに関心が乏しいといいます。

これは「孤独」「孤立」を示しているといってもいいでしょう。メンタリティが、分断されている、つまりマインドが強く働いている状態です。

思考、判断、考え、観念が大変強くなっていて、マインドが強くなっている状態ですね。マインドが強いので、分離も強くなり、独り、孤独になってしまうのでしょう。

これは「物理的」に「孤独」ではなく、「心理的」に孤独なことを示しています。なので人と交わる環境の中にいても、孤独、孤立化しているのは危険ですね。

うつ病の人は白黒をハッキリさせる言葉を使う傾向

3.白黒をはっきりさせたがる
あと、うつ病やうつ傾向のある人は、白と黒をはっきりさせたい思考を強く持っているといいます。物事をはっきりさせることですね。

なんと。これは初めて知りました。

ちなみに、白黒をはっきりさせたがるというよりも極論になりがちな人は自殺傾向があるといいますね。このことは昔から言われています。

何事も成功か失敗か、できるか・できないかといった具合に、極端に決めつける思考を持った人は注意が必要です。自殺しやすい人のサインになります。

なのである程度、アバウト、ファジーなのがいいんですね^^で、このアバウトさの中に、やわらかさや寛大さがあったりします。
慈悲もそうです。極端・極論⇔アバウト・ゆるし・慈悲という相反関係ですね。

うつ病の人は絶対性の言葉を使う傾向

4.絶対性を示す言葉を多用する
また、絶対性を示す言葉を使用することが多いといいます。つまり、極端な言葉ですね。

たとえば、「常に」「何もない」「完全に」など。あるいは、「みんなが」「すべてが」「完璧に」「まったくダメ」「絶対悪い」など

極端、極論となるような振り幅の大きな言葉の多用があると、鬱になりやすいということですね。先ほどの自殺しやすい人の傾向と同じです。

うつ病の人がよく使う言葉4つの特徴まとめ

以上を整理すると、もし、

1.否定的な感情を示す言葉を多用する
2.「自分」「自分自身」「私」など一人称を多用
3.白黒をはっきりさせたがる
4.絶対性を示す言葉を多用する

という傾向が複数あれば、注意したほうがいいですね。また、そういう方を見かけたならば、教えて差し上げるとよいかと思います。

上記の傾向は「言葉」と「思考」の特徴です。言葉や思考を、日頃から意識して改めることで、うつ病、自殺の予防ができますね。

緊張系の言葉を鬱を招く

で、結局、上記の言葉はすべて「緊張系」なんですね。ええ。緊張系です。

否定的な言葉や思考は、緊張していると、そうなりやすかったりします。

一人称もそうです。
分断された状態で、これは緊張し、周囲と溶け込む余裕のない状態ですね。

白黒をはっきりさせるもそうですし、絶対性もそうです。

心身に力が入っている状態です。

うつ病を防ぐ4つの方法

ですので、

  1. リラックスする
  2. 体の緊張、力みを取るトレーニングなりを日頃から行う(ヨーガ、ゆる体操など)
  3. 心をゆるめ、慈心の瞑想を行う。ハートの瞑想・祈りを行う(やり方はこちら⇒
  4. 日頃から感謝の気持ちと、思いやり、親切、やさしさ、丁寧さを心がける

こうしたことを行って、体と心から緊張を取り除いて、ゆるめていくことがおすすめですね。

そうすれば、鬱にもなることはありませんし、また自殺するようなことにはなりにくくなりますね。

現代人は、緊張し、硬くなってしまいやすいですので、意識して心身ともにゆるめ、リラックスしていくのがおすすめかと思います。

うつ病を防ぐ慈悲の心

ちなみに、ハート(無条件の愛・慈しみの心)は絶大な効果をもたらしますね。

無条件の愛・慈しみの心がもたらす驚くべき11の効果

慈しみの心(自他ともにしあわせを願う心、無条件の愛)がもたらす11の効果

1.熟睡、安眠できるようになる。
思い悩んだりクヨクヨすることが減る。

2.朝の目覚めがよくなる。
朝から気分爽快。毎日明るい気持ちで過ごすことができる。

3.悪夢をみなくなる。
不安、恐怖、怯えが無くなる。

4.人から好かれる。
人間関係・家族関係・夫婦関係がよくなる。よい友達ができる。いじめ・ストーカーに遭わなくなる。

5.動物からも好かれる

6.神様、天人からも好かれる。
神様や天人が近づいてくる。神さまに守っていただけるようになる。

7.火事、食中毒、事故、ケガ、病気にあいにくくなる。

8.ワンネスを体験したり、深い瞑想に入ることができる

9.顔色がよくなる。
表情が明るくなり、オーラがよくなり、明るい雰囲気となる。容姿端麗になる。

10.朦朧(もうろう)としない。
集中力が高まる。認知症にならなくなる。

11.死後、最高の神に生まれ変わる。
亡くなった後、天界へ生まれ変わったり天上界の神へ生まれ変わる。

出典:パーリ仏典 増支部経典 十一集 第二臆念品 十六「慈」

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