太平洋戦争が起きた本当の3つの原因【林千勝】

太平洋戦争が起きた本当の3つの原因

太平洋戦争が起きた理由は、一般的には、

  1. 中国に満州国を建国してアジアの侵略を目論み、これが国際的に問題となった
  2. 日本に対して、アメリカなどが石油物資の輸入を制限する経済制裁を課したので、日本は行き詰まったから
  3. 追い詰められた日本は、勝てるはずがないのに自暴自棄になって戦争を始めた

と考えられています。

しかし、近現代歴史研究家の林千勝さんよれば、「2」の経済制裁以外は真っ赤なウソであるといいます。「1」「3」は違うといいます。

実のところ、林千勝さんは近年、太平洋戦争の真実を発見しています。

林千勝さんの発見によれば、ザックリいいますと、

  1. アジアの解放のために満州を建国したものの、欧米(国際金融資本家達)からは日本が独り占めにしたと映り、国際金融資本家らはこれが面白くないため潰したかった
  2. 近衛文麿は、自らが天皇になりたく、このためには天皇制と大日本帝国を破壊するために、アメリカと戦争するように工作した
  3. 政府閣僚・周囲に風見章を筆頭に共産主義者が入り込み、大日本帝国を破壊するための共産革命を仕掛けた

といいます。
陰謀論かよ!と思いたくなるくらいのビックリ仰天な事実です。

が!、これが真実であるといいます。

くわしいことは、こちらで詳細な記事にしてありますので、関連としてお読みになってみてください。

太平洋戦争の原因は近衛文麿と共産主義・国際主義者にあった!~林千勝「近衛文麿 野望と挫折」

あと後述しますが、日本が開戦に踏み切ったことの真実は「英米合作経済抗戦力調査」にあったわけです。林さんはこれを発見発掘。

日本は、アメリカ、イギリス、中国、オランダから経済制裁を受けて(ABC包囲網)、石油などの物資の輸入が困難になったことは、その通りなんですが、その張本人が国際金融資本家。

その他のことは林千勝さんの著書をお読みになっていただければと思います。

近現代史研究家・林千勝氏

林千勝さんは、太平洋戦争の真実を発見した近現代史研究家です。

林千勝さんは、小さい頃から理由はわからないけれども、一般的にいわれている「日本が戦争を行った理由」などに対して「違う!」と感じていたようです。教師に対して反抗・反発していたといいます。

※生まれながら、独特の嗅覚といいますか感性を持った方です。戦争の真実を伝えるために生まれ変わってきた感じもします。

林さんは、大人になっても、その疑念をぬぐうことはできず、ついに自分で大学や防衛庁の図書館に通い、GHQの没収を逃れた戦前の文書に目を通すことを始めたといいます。

そうしたところ、戦後、誰一人として言及してこなかった驚くべき戦争の真実がわかったといいます。

ちなみに、その辺りの神がかり的なエピソードもあります。一橋大学附属図書館でFBI捜査記録を探していたときの話しです。こちらの動画でお話しになっています。

【林千勝先生㊹】西安事件の真実!林先生が体験した怖いエピソードも初公開!

13:30からの話しが興味深いんですね。林さんが神がかり的になった話しです。高エネルギー状態になって、分厚い本を1時間で覚えてしまったという話しです。また「これが大事だ」という資料がカンでわかるとか。

なんだか、すごいですね^^

で、林さんは、戦争の真実を知ったとき、怒りが猛然とわき上がってきて、体中が震えたといいます。と同時に祖先への厚い思いと、英霊達への思いがわいてきたといいます。

こうした林さんの話しは、たとえば、こちらの動画でもわかります。

【特別配信!林千勝先生㉜】林先生はナゼ、近現代史研究家の道を歩んだのか?

その林さんが発見した戦争の真実について、この記事では紹介してまいりたいと思います。

日米開戦 陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書

まず、こちらの【日米開戦 陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書】

この書は、林さんが初めて出した本です。この本には、太平洋戦争(大東亜戦争)が何故起きたのかの真の理由が詳細に書いてあります。内容は圧巻。

そもそも戦後、GHQは、アメリカに不都合な資料などを没収し焚書します。が、かろうじて大学や防衛省に戦前の資料が残っていました。

ここには、「英米合作経済抗戦力調査」などの超一級の資料が眠っていました。林千勝さんはこれらを発見。

この新発見資料を基に書き著したのが、【日米開戦 陸軍の勝算 「秋丸機関」の最終報告書】

この書は、驚くような超一級の一次資料のオンパレード。

で、「太平洋戦争が起きた本当の3つの原因」もわかります。

秋丸機関の「英米合作経済抗戦力調査」

林千勝さんは、陸軍の秋丸機関が作成した「英米合作経済抗戦力調査」などの超一級の資料を発掘して、太平洋戦争(大東亜戦争)に至った真の歴史を浮き上がらせました。

一般的に太平洋戦争といえば最初にも書きましたが、別の切り口から言いますと、

  • 陸軍の首脳部らが暴走した
  • 主犯は東条英機ら(東京裁判でA級戦犯となった人達)
  • 日本はアジアの侵略を目指した
  • 真珠湾攻撃という奇襲をするなど勝ち目のない無謀な戦いに出た

といわれています。

確かに、開戦前の日本は、アメリカ、イギリスなどから経済的に追い込まれて逼迫し、戦争をせざるを得ない状況に追い込まれていました。

しかし、日本は、自衛のために、やむなく開戦することになった場合を想定して、陸軍の「秋丸機関」で2年くらいかけて調査研究をします。

それが、秋丸機関が作成した「英米合作経済抗戦力調査」。この調査書には、もしアメリカやイギリスと戦争になった場合を想定して、

◆日本が勝つ見込みはどれくらいあるのか?
◆日本はどれくらい戦争に耐えられるのか?

を、経済統計を基にして緻密にシュミレーションしています。これが非常に緻密な分析と予測なわけです。

ちなみに、「英米合作經濟抗戰力調査」は、東京大学所蔵の資料として公開されています。※2022.5/19 何故かダウンロードできなくなっていました。この前まではダウンロードできていましたが。うーん、きな臭いものを感じさせますね。2022.10.9再びダウンロードできるようになっています。

⇒英米合作經濟抗戰力調査

こちらのHPでは、秋丸機関と、秋丸次朗についてくわしい情報があります。

⇒大東亜戦争秘話 陸軍の経済謀略機関

秋丸機関による日英戦争のシュミレーション

驚くことに秋丸機関では、もし戦争になれば、

  • まずは、イギリスの補給路を断つ(インド洋を航行するイギリスの補給船を破壊する)
  • イギリスの海上補給路を断つことで、インドネシアなどを石油資源の確保地域にする
  • 同時に、インドネシアを植民地から解放する
  • アジアにおける資源確保ができれば、日本は長期の戦争にも耐えられる
  • 日本はイギリスに勝てる
  • この延長で、アメリカとも早期講和を実現し、戦争を終了させることができる
  • ただし、アメリカには絶対に手を出してはいけない
  • 太平洋にも出向かず戦闘しない(ハワイ、ミッドウェイ、ガダルカナル島で戦闘しない)

という具体的なプランを立てていました。

注目なのは、「アメリカには決して手を出さない」「太平洋では戦闘はしない」といもの。しかし、実際は、これの「逆」をしてしまった。

何故、当初の計画通りできなかったかといえば、それも太平洋戦争の真実になるわけですが、このことは後述しますが、先に答えをいえば、海軍の山本五十六と長野修身が反日スパイ(だった可能性が濃厚)だったからです。

戦後、アメリカの軍曹長は、秋丸機関が立案した計画書を目にしています。で、「もし日本がこの通りに行っていれば、日本はイギリスに勝ったはずだ」と述懐したといいます。

秋丸機関が立てた作戦は、極めて実現可能な「勝利計画」だったわけです。

大東亜戦争開戦の経緯

で、ついに昭和16年7月、日本が戦争をせざるを得ない状況に追い込まれると、天皇陛下を中心に政府、陸軍では、秋丸機関が作成した戦争シュミレーションを基に、開戦を決意します。

それは今書いた通りのシュミレーションです。日本が100%勝つ戦略に基づく自衛とアジアの解放のための戦争。

実のところ日本は、

  • 100%勝つ見込みがあっての開戦だった
  • 自衛のための戦争
  • 同時に西洋の植民地となっていたアジアを解放する
  • 大きなアジア共栄圏(大東亜共栄圏)をも構築できる構想
  • 陸軍を中心とした極めて現実的かつ合理的な「戦争に勝利する」計画だった

ということで、決して無謀ではなかったということです。100%の絶対勝利の確信があっての開戦決意。

しかも侵略戦争ではありません。やむを得ない「自衛のための戦い」だったわけです。

さらにいえば、「アジアを解放する」という崇高な理念もありながらの、自衛のための開戦だったわけですね。

無謀な開戦、侵略戦争通説は、まったくのデタラメだったわけです。というか、戦後GHQによる「日本国民への思想洗脳」だったわけです。

このことを林千勝さんは、「英米合作經濟抗戰力調査」を発掘して、真の理由を見つけ出しています。

真珠湾攻撃は山本五十六と永野修身による謀反だった

しかし!昭和16年12月8日。
海軍の連合艦隊司令長官山本五十六が、真珠湾を攻撃!

実のところ、真珠湾攻撃は、戦争計画には無かったといいます!

連合艦隊司令長官・山本五十六と、軍令部総長・永野修身(おさみ)が勝手に起こした謀反だったというのが本当のところだったわけです。


※wikiより引用。山本五十六永野修身

ちなみに日本海軍は、当時、超エリート集団だったわけですね。

その日本海軍は、4つの組織に分かれていました。それは、

  • 海軍省・・・トップは海軍大臣
  • 軍令部・・・トップは軍令部総長永野修身
  • 鎮守府・・・トップは鎮守府総長
  • 連合艦隊・・・トップは連合艦隊司令長官山本五十六

という組織です。で、トップは、大将・中将のみから選出される重要なポジションだったわけです。

で、超エリート部門の軍令部と連合艦隊のトップの2人が、売国奴だったという信じがたい話しなわけです。

しかし、その「信じがたいことがリアルに起きていた」ということなんですね。

山本五十六と永野修身は売国奴&スパイだった可能性が濃厚

海軍4部門の一つ、連合艦隊のトップだった山本五十六は、アメリカに留学していたこともあって、スパイだったのではないかといわれています。

同じく海軍4部門の一つ、軍令部のトップだった永野修身もスパイだったといわれています。

事実、山本五十六と永野修身らは、「太平洋への進出」を行っています。しかも、まるで日本が不利になるかのような作戦を立案実行し、すべて失敗します。しかも日本海軍が壊滅するくらいの致命的な敗戦。

彼らが決行した太平洋進出は、

  • 真珠湾攻撃・・・戦争プランには無かった無謀な攻撃(アメリカを怒らせただけ)
  • ミッドウェイ海戦・・・大失敗(戦艦、空母などを失う)
  • ガダルカナル戦・・・大失敗(兵士の多くを失う)

です。もう有名な戦いばかり。で、大失敗ばかり。

山本五十六と永野修身ら海軍のクレイジーな作戦遂行のため、絶対に勝てるはずだった戦争戦略が水泡と帰してしまいます。ついには日本は力尽きて、破れてしまいます。

本当のA級戦犯は、山本五十六と永野修身。こいつらなわけです。

これが太平洋戦争の真実といいます。「英米合作經濟抗戰力調査」をはじめ、GHQの没収・焚書を逃れた資料などから浮かび上がってきた真実だといいます。

反日売国奴による近衛政権

で、さらにいえば、当時の日本の中枢には、日本を破壊しようと目論む近衛文麿首相を筆頭に、風見章らの共産主義者が跋扈していたわけです。

  • 首相・・・近衛文麿(天皇制度を破壊して、自分が天皇・独裁者になろうとした。そのために共産主義者達の敗戦革命に乗じて利用しようとした)
  • 大臣・政府中枢・・・風見章らソビエトの共産主義者、松本重治、牛場友彦、白州次郎らアメリカの共産主義者、
  • 海軍トップ・・・山本五十六、永野修身らアメリカのスパイ
  • 陸軍トップ・・・東条英機ら愛国者達

といった構造だったといいます。

もっと詳細にいえば、

  • 共産主義者系列・・・風見章、尾崎秀実(国際金融資本系にも属していた)、西園寺公一、有沢広巳(秋丸機関の中心人物)、鑞山政道
  • 国際金融資本系(国際共産主義系)・・・松本重治、牛場友彦、白州次郎
  • 海軍内国際主義者・・・山本五十六(真珠湾攻撃を指揮)、永野修身(海軍トップ)、米内光政(首相も務める)

林千勝著「日米戦争を策謀したのは誰だ!」p204より引用

こうした中での

・真珠湾攻撃
・ミッドウェイ海戦
・ガダルカナルの戦い
・広島・長崎への原爆投下

だったといいます。

太平洋戦争は、反日・共産主義の売国奴による日本破壊&共産革命だったわけです。

太平洋戦争は反日売国奴による共産革命の一端だった

明治から続く大日本帝国を破壊して、共産革命を起こして日本を共産主義の国にしようとしたのが、太平洋戦争の真実であるといいます!

つまり共産主義者らは「敗戦革命」を目論んでいた。

しかし一番まともで、日本のために頑張った陸軍関係者の多くがA級戦犯。

が、風見章ら、本当の戦犯である共産主義者たちは、東京裁判で実刑になっていません。むしろ戦後、彼らは各界で活躍しています。

で、共産主義者による「裏の統治」といいますか、暗躍は、戦後も続き、現在でも続いているといいます。

実際、こちらの動画では、現在の経済界や官僚らが毛沢東を礼賛していると話しています。

⇒林千勝先生に質問しよう!~その6

林千勝氏による秀逸な見解

このように林千勝氏は、日米開戦の真実を発見しています。

で、通説とはまったく異なる歴史が浮き上がるわけですね。もう圧巻といいますか、圧倒的な説得力です。

いわゆる陰謀論ではありません。すべて一次資料に基づく、誰も否定できない事実です。

こうした大東亜戦争の真実が、今になってわかってくるというのも非常に興味深いですね。

太平洋戦争の原因は近衛文麿と共産主義・国際主義者にあった!~林千勝「近衛文麿 野望と挫折」

GHQの焚書・没収を逃れた資料に超一級情報が

ちなみに前後、GHQが焚書・没収した資料や書籍があります。GHQは、日本の正当な歴史を封じ、またアメリカにとって都合の悪い情報を遮断しようとしました。それがGHQによる焚書・没収。

が、この中には焚書・没収を逃れて、現在も現存している書籍や資料があります。

西尾幹二さんが、20年以上前から「GHQ焚書図書開封」という一連の書も出しているくらいです。

こうした焚書を丹念に調べていきますと、戦前の日本の様子がわかってきますね。

学校や教科書で教えている戦後の歴史は、GHQ歴史観です。左翼歴史観。

こうした歴史観は誤りであり、今、見直しが始まっています。

で、その新しい歴史といいますか、本当の歴史の提示のさきがけにななる林千勝さんの発見発掘は、前人未踏の業績であり、林さんの業績によって、大戦で亡くなった英霊達の真の報いとなり、日本の歴史及び経済が、これから新しく胎動していくことでしょう。

正しい歴史を知るためにも林千勝さんの書は必読です。

2 COMMENTS

トリステーザ

ありがとうございます。確かにダウンロードできるようになっていました。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です