参政党がすごい
5/15(日)浜松駅前における街頭演説。参政党 神谷宗幣 吉野敏明
こちらの動画では、半ば絶叫のかたちで語っていますね。演説の中でご本人が語っているように、事情を知らないと「なんで、こんなに叫んでいるんだ?」と思うかもしれません。
ま、ここ10年だけの日本の壊れっぷりをみても、本当に愕然とします。
日本が解体&弱体化していく中で
ここ10年の間だけをみても、日本はドンドンおかしくなってきています。
安倍政権時代だけでも、日本が外国に売り渡され、解体される法律や政策が、確か20~30くらい通っているんですよね。
管政権にいたっては、銀行法を改正。これは最悪の法改正で、日本の中小企業が外資に買収される門戸を開けてしまったわけなんです。銀行法の改正は、ボディブローのように効いて、日本をいっそう衰退させます。
ちなみに今、円安です。円安は、日銀が推奨しています。この円安は、長期的になるのかどうか。もしこのまま円安が続くと、日本の企業は外資に買われやすくなるんですよね。
ちなみに、安倍政権時代からの売国政策は、ざっとあげると、こちら。管政権時代のものも含めます。
PB黒字化目標
消費増税
インフラの未整備
インフラの劣化
公共事業費削減
科学技術予算削減
成果主義
働き方改革
労働者派遣法改正
移民受け入れ
農協法改革・・・外国資本の参入可能
種子法廃止
電力自由化
固定価格買い取り制度(FIT)
混合診療
水道の自由化・・・
外国人土地取得にかかわる無規制
中国人の医療タダ乗り
観光立国、カジノ法案
慰安婦問題の放置
銀行法改正
アイヌ新法
多文化共生基本法案
デジタル庁に外国人採用を推進
全国一律 最低賃金制度
※参考・引用先
【小浜逸郎】安倍政権20の愚策(その1)
【小浜逸郎】安倍政権20の愚策(その2)
【小浜逸郎】安倍政権20の愚策(その3)
もう唖然とするといいますか、知れば知るほど無力感を感じるわけですね。
加速する日本の衰退
確か20年前に比べれば、国民の年間所得が170万円くらい減っています。
さすがに「ああ『このままでは』、日本は、いずれ国家が無くなるなあ」「中国の属国となり、ますますアメリカの植民地になるなあ」というのが、容易に想像がつくわけです。
いえいえ、これは何もネガティブな考えでは無く、冷静になって考えれば、誰でも行き着く結論だと思うわけです。で、気合いなどの精神論で解決できる問題ではありません。
しかし、おそらく主要メディアでは、ほとんど報道していないと思います。なのでもしテレビを見ているならば、今の日本の本当の酷さがわからなくなりますね。この手の話しは、三橋貴明さんら識者の話しを聞いていれば、わかってきます。
ちなみに、こうしたことは、神谷宗幣さんが、別の演説でわかりやすく、かつ詳しく言っていますね。
【参政党】このままでは日本が完全に終わる!橋下徹さんや安倍晋三さんに大いに期待したのですが・・・ 日本人よ、今すぐ立ち上がれ!【神谷宗幣 街頭演説@岐阜 日本語字幕入り】
サムネが「日本終了」とありますが、これはちょっとドギツイですね^^;ま、今のままでは日本終了という意味でせすね。
しかし参政党の選挙演説は、ものすごく歴史の勉強になります。街頭演説を聞いているだけでも、歴史のアウトラインがわかります。超おすすめ。
学校では教わらない真の歴史ですね。こういう話しは聞いたほうがいいです。
はっきりいって、今の学校は、あまり意味がありません。参政党の演説の話しのほうが勉強になりますよ。これホント。
既存政党では日本を救えない~小選挙区制度の足かせ
日本の現状を訴える識者は多いんですが、皆さん、言論活動にとどまっているんですよね(これはこれで価値がありますが)。
結局、現状の酷さを語り、伝え、知っている人はいても、誰も政治の舞台に躍り出て、根本部分から世直しをしようとしません。
が、それもそのはず。真面目に「世直し」をしようとすると、全方位から槍が飛んできて、大変な目に遭うからですね。
なので、ほとんどの人はやらない。やりたくない。せいぜい既存政党の議員になって、頑張ろうとするくらい。
しかし既存政党ではダメなんですね。変わらない。いや変えられない。小選挙区制となっているため、構造的に無理なんですね。議員は、党の公認を得ることに必死になってしまい、党の方針に従ってしまいます。つまり、今の議員は、サラリーマンなんですね。
参政党は日本を変える?
しかし、真面目に世直しをしようとすると、障害が非常に多くなります。真面目な「世直し」は大変。火中の栗を拾うことになります。そういうのもあるので、みんな黙ってしまうわけですね。
一番最初の演説の動画の中で、「ボクだって家族を守りたい!、日本を守りたい!」と絶叫しているのは、こうした恐ろしい事実と向き合っているというのがあるからですね。本当に命がけ。
いざ真正面から政治に切り込んでいこうとするならば、「決死の覚悟」が必要。
この前のタウンミーティングで、神谷さんが「命がけ」と言っていたんですが、それが本当でしてね。決して自己陶酔や言葉の綾ではないんですね。
具体的なことは、差し障りがありますので書けないんですが、話しを聞いていると、代表の神谷さんは、命を賭けていることが、言葉の端々から感じられます。
が、大胆にみえて、非常に緻密。何年もかけて構想を練ってきた上での旗揚げであることがわかります。
そんなのが参政党ですね。心打たれるところが多々あります。
が、ちょっと宗教になりやすい所も感じさせて、懸念するところがあるのも事実です。またこうした話しは、青臭いと感じる人もいるかもしれません。
が、非常に大事な点を突きまくっていますね。今までの既存政党は、決して言及してこなかったタブーの領域にドンドン立ち入って、バシバシ言っています。
参政党はいろんな意味で既存の政党ではないですね。新しい。戦後初の「まとも」な政党です。ちょっと神がかっているところも感じさせます。
参政党の問題点
ただし、実際の政党活動になった場合は、また別です。
活動は、そこに集まった人が織りなすからです。
参政党の弁士が言っていることと、実際の活動にはギャップが必ず出てきます。人が集う団体、グループなら、どこでも起き得ることです。
参政党の最大の問題は、おそらく今、全国で急速に作られている支部になるんじゃないかと思います。
実際の活動はどうなのか。集まる人の民度、レベルはどうなのか。また各地域でリーダーとなる人の資質。ここは大きな課題になると思います。
急速に作られていますので、期待に応える受け皿になっていない・できないことも考えられます。
参政党は、今、急速に党員数が伸びています。しかし、受け皿となる各地域の参政党が、ガタガタであるならば、せっかく集まった人達は失望して去っていくようになります。
参政党には、離党する人が大量に出てくる懸念があります。で、期待が大きかった分、手に負えないアンチになる可能性があります。
実は、このことが参政党の致命的な問題点になるんじゃないかと推察しています。実は巨大な爆弾を抱えている問題。
しかしこのことは、組織が急成長したときには、どこでも起きる問題であり現象になります。
ただ、参政党はネット型政党です。なのでネット上で、大量のアンチを生み出すリスクもあります。これはネット特有の現象でもあって、非常に手痛い批判が渦巻いて、負のスパイラルに陥る怖れもあります。
急成長したと思えば、急降下してしまう怖れ。
参政党は、集まる人達の民度・レベルと、各地域のリーダーの質が最大の課題になるんじゃないかと思います。
で、これが参政党の課題であり、爆弾・アキレス腱になるんじゃないかと推測しています。
突貫工事で作る組織、しかも急速に成長している組織ですので、その爆弾も巨大になるんじゃないかと。
参政党の使命とは?
参政党の今後はどうるのでしょうか?
上記の問題も起きることも予測済みで、対処も考えているならば、素晴らしいですね。
集まった人達の期待を裏切らないこと。
これが果たしてできるかどうか。
しかし参政党には可能性があります。
日本を変える勢いがありますね。
もっとも、参政党は、日本人を目覚めさせるきっかけ・起爆剤というのが、その使命じゃないかと感じるところもあります。
いわば先兵。令和の特攻隊。
自爆覚悟で日本人の意識を目覚めさせる。
それが役割。使命。
で、これは、代表者の神谷宗幣さんの前世の贖罪になるのかもしれません。
けれども、もし近くの町でタウンミーティングが行われることがあれば、参加するといいのではないかと思います。
何事もそうですが、実際に自分の目で見て確かめるのがいいと思います。