参政党の選挙結果は躍進の1議席
参院選選挙、終わりましたね。
で、イチオシしていた参政党。
1議席獲得となり、めでたく国政政党に。
すごいですね。
もっとも参政党では3~5議席獲得したいと言っていましたので、関係者は落胆したかもしれませんね。
しかし現実を冷静にみれば、国政政党になっただけでもすごいことです。
蟻の一穴。貴重な一穴になると思います。
そもそも業界団体とか労働組合、宗教団体といった組織票はゼロです。紐付きの献金も無し。
しかもまったく何もないゼロベースから始め、マスコミもまったく取り上げない中、実質1年足らずで国政政党。
ちょっとあり得ない現象ですね。
すごすぎ。
3年前に、れいわ新撰組も国政政党になりました。が、れいわは、以前から政党活動をしていたので、まったくのゼロからのスタートではないんですね。
参政党はまさに躍進です。
まったくゼロから短期間で国政政党になったのは珍しい。これ自体がすごい。
しかし参政党が言っていることの中には精査不足、ザックリしすぎていることもあり、ちょっと問題があるなあと思うところはあります。
参政党の得票数からわかる日本の実情
ちなみに参政党の得票数が、約170万票。
日本の総人口が約1億2千万人。
ザックリいえば総人口に対して1.5%。
この数字は貴重です。
というのも参政党が指摘しているような本当の社会問題を知っている人、気づいている人、なんとかしないといけないと思っているは、日本の中でも約1.5%ということを示しているからです。
近現代史研究家の林千勝さんは、「国民の35~40%が真の問題に目覚めないと改革は難しい」と言っています。
事実、アメリカでもそうです。フランスでもそう。
35~40%が最低ライン。
このパーセンテージは日本では4200万~4800万人です。
これくらいの人達が、真の問題に気づくようにならないと日本の変革は無理。
日本の変革はまだまだ先
現在は170万人。
日本が変わる必須のラインは4200万~4800万人。
参政党が言っていることの浸透は、まだまだ先です。
ちなみにアメリカでは、ジョン・バーチ協会は1958年に設立。フランスの国民連合は1972年に結党。
欧米では、ナショナリズム政党が与党になるなど台頭するまでに50~60年かかっているんですね。
それを思えば参政党は極めて短期間で伸びています。
参政党は陰謀論?
参政党が言っていることは、いわゆる「陰謀論」「トンデモ」とか言われることもあります。
ワタクシも昔は、この手の言説には「本当?」と疑念を持っていました。なので疑う人の気持ちは非常~によくわかります。
が、丁寧に調べていくと「本当かも?」から「本当だった」となると思います。
学校で教わったり、通説、常識とは異なることが多いですので、自分でしっかりと調べることが欠かせません。
毛嫌いすることなく、自分で調べることをおすすめしています。
日本の悪化と参政党の躍進
しかしこの先、日本はますます坂道を転がり落ちるように悪化していき、それが誰の目にも明らかになってくるでしょう。
で、そこまでの亡国の危機に陥ったとき、多くの人は気がつきます。
で、誰もがわかるくらいの危機的な状況に瀕したとき、参政党が言っているようなことに理解を示し、「なんとかしないと」と思う人が国民の35~40%になるのではないかと。
実際のところ、欧米でもそういうプロセスを経てきていますからね。
しかし、ここまでになると、相当なダメージがあって、日本もボロボロになっている状態です。
けれども人の人生でもそうですが、どうしようもなく行き詰まったときに、深い学びをして、そこから大きく変わっていくことが多いですからね。
もしかすると、国家においても同じかもしれませんね。
参政党の刺激を受けて
で、今何が起きているのか、この先どう対処すればよいのか。そんな学びの機会も、今後行っていこうかなあと思っています。
政治活動は、私にはどうやら合いません^^;
政治活動も宗教のように全体主義です。
ワタクシは、政治活動とは別に、個々でできることを模索していこうと思っています。