日本は地質的に東日本と西日本に別れる
多種多様な人達がいる日本列島ですが、地質学的にいえば、大きくわけて「東日本」と「西日本」に分けられることは中学の授業で習ったかもしれませんね。
ええ、日本は、フォッサマグナといいますか、「糸魚川静岡構造線」を境に、東と西が、完全に分断されています。真っ二つです。
東日本は「北米プレート」という大地。
西日本は「ユーラシアプレート」という大地。
日本列島は、異なる二つの大地(プレート)から構成されています。厳密にいえば3つのプレートになりますが。
図で見ると分かりやすいですね。こちらでぞうぞ。
◆日本列島
◆プレートテクトニクスから見た富山
このように、東と西とでは、地質そのものが違っています。「静岡市の安部川」辺りを境に真っ二つに分かれています。ここで、スパっと東と西とに分かれています。
この地質の違いは、そのままそこに住む人達の気質等の違いとなっているのではないかと思います。
東日本と西日本とは文化・風習なども違う
事実、東日本と西日本は、いろんな面で違っています。こんな「まとめ」もあるくらいです。
◆こんなに違う 西日本と東日本の違い
◆こんなに違う東日本と西日本。地域で異なる文化や風習
電力もさることながら、トイレットペーパーまで(笑)。「マック」と「マクド」は有名です。日清「どん兵衛」の違いは知っていましたが。
もっとも、この東と西の違いは、東京と大阪の違いとして書かれていますが。
東日本と西日本とを分ける「糸魚川静岡構造線」がある静岡県も西と東で文化・風習などが違う
でも、面白いですね。
ちなみに静岡県内には、東日本と西日本とを分ける「糸魚川静岡構造線」があります。だからなのでしょうかね、静岡県内でも「県西部」と「県東部」とでは違います。
時々「静岡 VS 浜松」なんていうバトルも起きますし。これは、まさに「地質の違い」から生じているのではないかとすら思います。
実際、「静岡」と「浜松」は違います。静岡へ行ったり、新幹線で通り過ぎるときがありますが、もう違いますね。
ええ、空気が違います。いや「磁場」が違うといいますか。
静岡市は「東」の空気です。
浜松とは空気が違います。
で、牧之原市あたりは、まだ「西」。藤枝、焼津辺りになると、「東」っぽい雰囲気があります。
伊豆方面は、もう完全に「東」の世界。といいますか伊豆は伊豆で、「フィリピン海プレート」になっていて、これまた別世界だったりします。
大きく分けて、安部川あたりの構造線を境にして日本は真っ二つに分断されているのですが、この地質の違いは、そのまま磁場の違いとなり、空気の違いとなって、雰囲気も異なり、そこに住む人の気質の違いとなっているのではないかと思います。
東日本生まれの人は西日本の磁場が合わない?
私は北国の出身なので、東と西の磁場の違いというか、空気というか、その違いがよくわかります。
浜松に来たとき、ものすごい違和感があったものです。まるで中国かどこかの外国に来たかのような感じでした^^; 「そうだにー」「そうだら」という地元ッティーの言葉にものけぞりましたし(笑) 「だ、だらぁぁぁぁ??」
今では浜松も、ずいぶんと東京ナイズされてきていますが、昔は関西の空気一色だった記憶もあります。
生まれが北国だと、遺伝子レベルというか、微粒子レベルから、「東の国」の粒子で構成されているのではないかと(笑)
今でも「東日本」へ行くと落ち着きます。逆に「西日本」へ行くと、なんとなく落ち着きません。
新幹線に乗っても、静岡を過ぎると妙にフィット感が出てきます。東京に着くと、なんかいい気分になったりします。ゴミゴミしてツンツンしているのが、ちょっとアレですけど。
昨年は、北海道へ帰りましたが、大地と共鳴する自分を強烈に実感したものです。大地から体全身に、エネルギーがナチュラルに染み渡るかのようです。北海道の空気に溶け込むかのような。実に不思議です。
今では人の移動も頻繁で多くなっていますので、地質の違いによる影響は薄れていっているかもしれませんが、人は生まれた土地の影響を、生来より受けているのかもしれませんね。いや、たぶん、そういうのがあると思います。
日本は複合された国
日本という国は、単一ではなく複合された国ですね。これ人種的にいってもそうです。
同じモンゴロイドでも、アジア各地の種族が入り交じっています。またソビエトから渡来したと思われる人達もいます。日本は単一ではないことは明かですね。
でも、こうしてみんな仲良くやっていますので、日本人のこのおおらかさと寛容性は、本当に素晴らしいものと思います。