政府は何故、コロナから国民を救済しようとしないのか?
新型コロナウイルスが蔓延してから、4ケ月目に突入しました。しかしなかなか政府は、国民救済のために動こうとしません。遅々としています。
政府は何故、コロナから国民を救済しようとしないのでしょうか?このことに関して、三橋貴明さんがわかりやすく解説しています。
三橋TV第227回【なぜ安倍総理・麻生財相は国民の敵と化したのか?】
コロナ経済対策の予算はコロナ増税で回収する?
コロナ禍の今。しかし麻生大臣は、
・消費税を見直す必要はない
・プライマリーバランスを捨てるつもりは無い
と言っているとか。
これは「財政赤字をゼロにする」と言っていることと同じ。コロナ経済対策で16.8兆円の真水(新規国債)を発行尾したが、コロナ税を作って、16.8兆円を回収するつもり。増税をする目論み。
これはいかがなものか。
コロナ禍の国会議員給与2割カットは増税の布石
コロナ禍のため、国会議員が給与を2割カット。一食抜く。
しかしこれはおかしい。
国会議員の給与をカットするのはおかしい。
目の前で飢えている人がいる。
本当は自分は、人々に食物をあげる力がある。
でも自分も食べないとする。
これはおかしい。
国会議員の給与2割カットも同じ。
カットする必要ない。
カットする代わりに、国民に給付金や補償を
もっと手厚くすべき。
コロナ禍において、国会議員が給与2割カットするのは増税の布石。
東日本大震災でも同じことがあり復興増税をした
これと同じことが東日本大震災のときにもあった。
財政が厳しいといって財政に手を付けなかった。
その代わりに国会議員の給与を削った。
公務員の給与を削った。
で、復興増税を作った。
税金で徴収。
コロナでも同じことをしようとしている。
人々を苦しめることには貢献する。
公務員の給与を削ると賄賂社会になる
ちなみに公務員の給与を削ると賄賂社会になる。
このことは社会学的に実証されている。
世界の腐敗大国(賄賂大国)は中国、ベトナム。
中国、ベトナムは、公務員の給与が低い。
だから賄賂が多い。
高給取りの公務員の国では、賄賂は生じない。
このことは社会科学的に明らかになっている。
民間の給与を引き上げる。
公務員の給与も引き上げる。
これが健全。
公務員の汚職もなくなる。
国会議員の給与を削るのはよくない
国会議員の給与を削るのはよくない。
そもそも選挙にはお金がかかる。
国会議員の給与だけで選挙を続けるのは大変。
国会議員はもっとしっかりとしないといけない。そのために、国会議員がブレーンを設けることを認める必要もある。でないと国会議員はマスコミの情報を信じてしまう。
国会議員の給与を削るだけでは、国民のためにならない。
現金給付10万円は1回だけ
二階幹事長。
現金給付10万円は1回だけと言い出している。
安倍総理も検討している。
しかし1人10万円配っても12兆円。
たったの12兆円。
が、プライマリーバランス黒字化目標がある限り、なかなか進まない。
このままでは日本は滅んでしまう。
MMTを理解する一般人が多くなっている
しかし今までとは違う。
ネットの恩恵。
国会議員はSNSを行っている。
SNSで議論してしまう。
ある国会議員が財政破綻すると書いたところ、「それは違うと」言われて、ボコボコにされた。
今までと違う現象が起きている。
一般人がMMTを理解している。
財政破綻は無い。
財政破綻がないことはビートたけしも言っている。
「日銀が出せばいいんだろ」と言っている。
MMTは大きい。
三橋さんらの貢献も大きい。
苦労を知らない政治家
安倍首相と麻生財務大臣が国民の敵になっている。
二人は、なぜ意固地になっているのか。
財政拡大をしないのか。
それは貧困を知らないから。
苦労を知らない。
国民が困っていても「それは努力が足りないから」と思ってしまう。就職氷河期や増税による破産で困苦に陥っても「それは努力が足りないから」「自己責任」と思ってしまうと。
二人ともおぼっちゃん。
甘えん坊。
甘えん坊らによる認識共同体が国民を苦しめる
こういう甘えん坊らによる認識共同体ができている。安倍・麻生の仲間でしか話し合いをしない。
だから国民に寄り添うことができない。特殊な環境で、国民から解離した考えや発想しか出てこなくなる。
麻生さんは2012年までは庶民的なところがあった。当時は野党だったから。権力が無い状態だった。だから庶民に寄り添うことができた。
しかし今は地が出てしまっている。
苦労知らずの甘えん坊。
このままでは国民は見捨てられてしまう。
大変なことになってしまう。
国民が声を上げることが大切
MMTを理解し、なんとかしないといけない。
声を上げること。
近くの国会議員に猛烈に要望を出すこと。
そうした草の根の活動で、
コロナの危機を乗り越えることができる。
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