参政党がピンチ?離党者が増えている?
聞いた話しなんですが、参政党が今、ピンチ?であるとか。
どうやら、8/30に松田代表が更迭され、神谷さんが代表になり、これに加えて武田さんが実は参政党の党員でなかったことが発覚。
で、神谷独裁体制になり、党本部も秘密主義になってきているとか。で、DIYはどこへ行ったんだよ!ということで、神谷独裁体制への疑問など、いろんなものが積もり積もって、爆発しているところもあるとか。
参政党ウォッチャーとしては興味津々。
確かに、ネットで検索しても、これを彷彿とさせるものが散見できます。
で、どうやらの離党者が多くなるとか、参政党から心が離れた党員、疑問を感じている党員が増大してしまったようで、参政党は、今揺れに揺れ動いているような感じです。
うーん、参政党ピンチ?
神谷独裁体制は本当?
しかし離党したり、揺れ動いているならば、それは大きな勘違いといいますか、目先の判断になると思います。
神谷さんは、決して独裁体制を敷きたくて敷いているのではなく、党員の質とレベルが上がるまでの間、一時的に党本部が牽引するという考えに切り替えただけでしょうね。
おそらく。
また次の衆院選で勝つために、組織戦というのを、党本部が指導しながら、みんなで学んでいく機会と経験にしたいんだと思います。つまり「学びのための独裁」「お手本を示すための独裁」。
参政党とは、実は接点があり(私は党員ではありませんが)、時々、参政党の党員から話しは聞いています。んが、参政党って危ういなあと、以前から思っていましてね。
このことは後述しますが、参政党は党員の質やレベルに課題が大きいと感じています。
で、以前、こうした参政党の問題点を分析し、指摘し、その改善案を党に提出したことがあるくらいなんです。詳細に分析した改善提案です。
で、このとき、党本部が中心となって党員を牽引するなど、神谷さんの独裁体制を一時的に取ることを提案しましてね。
な、なぬ?って思われるかもしれませんが、「独裁」といえば聞こえは悪いんですが、党本部が中心となって、「教育」「指導」する体制にしたほうがいいんじゃないんですか?という提案です。
昨年からの参政党ではDIYは不可能
というのも現在の参政党ではDIYは不可能だからですね。むしろDIYはマイナスに作用。
そこで中国共産党のように、党執行部が中心となって、一時的なんですが専制的な体制で運営するのが望ましい思い、それを提案。この根拠と分析を詳細に書き記して提出。
こう書きますと「え?」と思うかもしれませんが、参政党を健全に牽引するためには、一時的に神谷独裁体制が望ましいといことなんですね。
意表を突く考えに聞こえるかもしれませんが、あくまで「一時的」です。
独裁といえば聞こえは悪いのですが、先ほども欠いた通りで、教育・導きといえばわかりやすくなると思います。
DIYができるためには党員の質とレベルアップが欠かせない
そもそも党員の質とレベルがアップしない限り、DIYは不可能なんですね。
このことを具体的に書くと、辛辣になってしまいますので避けますが、どうも参政党は、党員のレベルに問題がありそうなんですね。
で、DIY–つまり自分達で考えて判断して推進するというのは、ある一定レベルの力量があってはじめてできることなんです。
で、私の知っている参政党の党員の様子では、党員同士が話しあって推進していくというのは難しいんじゃないかと。
表面的にできたとしても、どこかズレてしまい、現実に適用できません。てか、世間から賛同が得られにくくなる。せいぜい保守好きの自己満足になってしまうのがオチ。実際、そのように映ります。
世間一般の目線といいますか、感性が欠落しているため、世間には響きません。政治オタクみたいな保守が多いんですね。あと妙なスピリチュアル好き。
なので、実際に活かしていくのは難しいように思われるんですね。
タウンミーティングに参加したことがありますが、ざっと見て8割くらいが党員じゃないかと思います。身内で盛り上がっている感は否めません。
学びがもっと必要。
いろんな意味で学びが必要。
参政党リニューアルのための独裁体制
こう書きますと、ちょっと上から目線に感じられるかもしれませんし、カチンと来るかもしれません。
が、冷静になって現状分析し、どう対処するのが望ましいのかを洞察することは、非常に大切になってきます。
で、こうした大局観をお持ちにならない、また理解できない党員が多そうなのが(悪口ではありませんよ)、参政党のそもそもの問題な感触を受けていました。
YouTubeへのコメントを見ていても、どこか極論に走りやすく、バランス感覚が悪い。また感情的になっていたりして、これでは宗教の信者に思われても仕方がない。
全体的に疑問符が付くことが多く、どうしてもちぐはぐとした印象を受けてしまいます。
これでは世間から受け入れられることは少なく、キワモノ、あるいは陰謀論集団(悪い意味での陰謀論)として受け止められてしまうのは仕方ないかなあと思います。
で、こうした実情は、神谷さんをはじめ党の中心の人達は知っていることでしょう。
なので、参政党は、参政党のレベルアップのために、一時的に独裁体制を取ったんじゃないかと思います。
おそらく党が牽引するような改善プランは、他からも出ていたのではないかと思います。
善意なのか悪意なのか
そもそもグローバリズムに対抗するためには、ナショナリズム型の全体主義を取らざるを得ないところがあります。
全体主義には、全体主義で対抗する。
しかし「全体主義」だからといって怖がるのはナンセンス。要は「善意」なのか「悪意」なのかが大切。
そもそもブッダの時代も全体主義でしたからね。しかし「善意の全体主義」です。
全体主義が悪いわけではないんですね。全体主義の体制で、悪意(エゴ)で行われるから、人々は苦しむわけです。
リビアのカダフィーのように、善意で動く独裁者は、むしろ、驚くような超福祉国家を実現もします。
大事なことは、「体制」ではなく、「善意」に根ざしているのか、「悪意」に根ざしているのか。
ここを理解することが大事なんですよね。
洞察が無いと短絡的に理解してしまう罠
が、こうした大局観がありませんと、「神谷さんは独裁者だ」「神谷さんはパーソナリティ障害だ」「参政党はDIYを捨てた」「参政党は実はグローバリズムの仮面をかぶっていたエセ保守だった」と早合点してしまうでしょうね。
で、他の人達を不安にさせ、結果的に参政党を混乱させてしまいます。
なんだかんだといっても、参政党は希望の星かなあと思います。
が、グローバリズムに対抗できる大局観が無いと、目先の愛国精神に基づいた軽はずみなことをしてしまうのかなあとさえ思ってしまいます(手厳しい指摘になりますが)。
結局、どこまで洞察できるのかってことになりますね。
今後良くなる?
しかし神谷独裁体制になって、参政党の質とレベルが、むしろアップする流れになりましたので、いい感じの政党へと進んで行くようになるんじゃないかと期待しています。
今後、ゆっくりとではありますが、知性もあって、常識やマナーも備わり、独善的にならずにチームワークで動ける人達が、参政党に入ってくるんじゃないかと。
そうして、怒りや不安といった陰謀論者にありがちなメンタリティではなく、平和ややさしさに根ざす参政党カラーになり、ゆっくりと社会から支持されていくようになるのではないかと期待しています。
と、参政党ウォッチャーとしては、そう思います。
おそらく、党員のレベルアップのために、今、神谷独裁体制を敷いているんじゃないかなと思いますね。
いたずらに目先の新しい活動に飛びつくのは、気持ちはわからんわけではありませんが、賢いとは言えないと思いますね。