コロナ禍では政府が借金してお金を配ることが大切【せやろがい✕藤井聡✕世良公則】1

コロナ禍では政府が借金してお金を配ることが大切【せやろがい✕藤井聡✕世良公則】

コロナ禍では「政府が借金して国民にお金を配ることが大切」です。と聞くと「え!?」と驚くかもしれません。

けれども事実です。
国は国債を発行してお金を作って、国民に配ることで成長もします。公共事業を増やすことで成長します。

このように言いますと「それは間違いだ!」と条件反射的に反応するかもしれません。けれども、その反応こそ間違いです。洗脳です。

「政府が借金して国民にお金を配ること」が何故、間違っていないのか。むしろ正しいのか。また国債を発行することが何故、正しいのか。

このことについて、せやろがいさんと、藤井聡さんと、世良公則さんが超わかりやすく話しをしています。

「遅くてショボい」日本の新型コロナ経済対策!その理由は?せやろがい✕藤井聡✕世良公則

ちなみに世良公則さん。「燃えろいい女」で一世風靡した昭和ミュージシャンですね。でも世良さんも政府のマズい対応もよくわかっていらっしゃいます。

この背景にはMMT(現代貨幣理論)がありますね。今やMMTがかなり浸透してきています。いいことです。

以下、動画をまとめてみました。

新型コロナウイルスの経済対策はショボい

新型コロナウイルスの経済対策は、
・対応が遅すぎる。
・金額が小さすぎる。
ショボ過ぎる。

117兆円の経済対策といっている。
GDP20%に相当。
日本ではアメリカに右ならえで対策を行った。

アメリカのコロナ対策

そのアメリカは200兆円の真水。
新規国債の発行。
国民に現金200兆円を配る。
GDP10%

アメリカは真水(新規国債)の経済対策。
これに加えて400兆円の融資

200兆円の真水と400兆円の融資。
両方合わせてGDP30%。
アメリカはこれを行った。

日本のコロナ対策

日本は117兆円と言っても、
25兆円が真水(新規国債)。
25兆円は真面目にお金を配る。
GDPの5%。

117兆円のうち残りの約80兆円は、
貸すから後で返せという融資。
税金と社会保障の猶予。
残り80兆円は後で返す融資と
税金などの支払い猶予。

アメリカと日本のコロナ対策の比較

つまり
◎アメリカ
・GDP10%・・・200兆円の新規国債発行。
・GDP20%・・・400兆円の融資。

◎日本
・GDP5%・・・25兆円の新規国債発行。
・GDP15%・・・80兆円の融資と税金・社会保険の猶予。

エビ天でたとえれば

エビ天でいえば、
・アメリカ・・・プリプリのエビ。衣が少ない。
・日本・・・細く小さいエビ。衣がめちゃデカイ。

日本のエビ天はフェイク。
衣がデカ過ぎる。
ニセエビ天。

アメリカと日本とでは対応がまったく異なる。
日本は出し渋る。
国民が死にそうになっているにも関わらず、
出し渋る。

自国通貨でお金を発行している国は財政破綻しない

が、自国通貨でお金を発行している国は
財政破綻しない。

日本は円でお金発行している。
自分の国で発行している。

こういう国は決して財政破綻しない。
MMT(現代貨幣理論)が明らかにしている。

政府が借金をしないと国は成長できない

で、政府が借金をしないと国は成長できない。
だから政府は借金をして、
国を豊かにしないといけない。

日本の場合は政府が借金をしても潰れない。
だからインフレ率に注意して、
ドンドンお金を作ったほうがいい。

新規国債を発行したほうがいい。
コロナ禍の今は出さないといけない。

政府はお金を生み出す特別な力を持っている

そもそも、
1.国家は、家計よりも企業に似ている。
借金をして投資をしないと成長できない。

2.国家は特別な機関
企業よりも国家のほうが強い。
企業は、稼ぐか借りなければお金は作れない。
トヨタ、日産にしても、自分のお金か借金。

で、政府は貨幣を作ることができる力がある。
通貨発行権がある。
これは企業とは異なる。

元々貨幣というのは、
日本円は、日本国家の力が及ぶところで使える。
ドルもアメリカの権限が及ぶところまで使える。
国家の力の範囲の中で使えるのが貨幣。

せやろがいカードのたとえ

たとえば「せやろがい」自分でカードを発行する。おれのYouTubeを見るんだったら「せやろがい」カードを買え。

「せやろがい」は「せやろがい」カードを発行できる。で、「せやろがい」は「せやろがい」カードを借りることもできる。

もし、「せやろがい」が、ファンから10枚カード借りて、「せやろがいはカードをあんなにたくさん持っているとて倒産するぞ!と言われれば「は??」となる。

「せやろがい」は自分でいくらでもカードを発行できる。倒産するはずがない。

日本政府は財政破綻しないから国債を発行し円を作るべし

「せやろがい」カードとと同じなのが「円」。
1万円札はいつできたのか?

政府が円を配る。
国債を発行したときに、代わりに日銀が円を発行する。これは「せやろがい」カードを作って、配っているのと同じ。

だから原理的にいって政府が潰れることはない。
倒産することはない。
財政破綻することはない。

国家は貨幣の供給者である。
国民は貨幣の利用者である。

だから国を家計におきかえて語ることはできない。
企業のように考えないといけない。

なぜなら自分でお金を生み出すことができるから。
財政破綻することはない。
借金で潰れることはない。
自分でお金を生み出すことができる。

日銀がお金を作ればいい。
自分でお金を作っているので、やろうと思えばできますよね。

インフレになったらどうすればいい?

ところでお金を発行し過ぎてインフレになったらどうすればいい?
インフレになったら、インフレ対策をすればいい。

そもそも今の日本は骨川筋右衛門状態。
ガリガリ。

こんな状態なら中肉中背になるまで食わせろ。
ここでビビるヤツいるか?

60㎏まで食わせればいい。
で、60㎏になったら止めればいい。

インフレも同じ。

国民の声をあげていくことが大切

だから国民の声をあげていくことが大切。

コロナ対策25兆円を行った今、
財務省主計局は1円も出す気は無いだろう。

このままでは国民は大変な目に遭わされる。
民主主義なので声を上げる。

消費税を凍結・ゼロ。
100兆円の国債発行。
企業を救済する。
国民への給付金10万円を出し続ける。

こうすれば倒産、失業を減らすことができる。
また同じ暮らしを始めることができる。
今が正念場。
声を上げよう。

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