小野伸二「GIFTED」と経営科学出版本

小野伸二「GIFTED」を読む

市内の図書館には、新着本が入るとメールでお知らせが届くシステムがあります。

で、私は、仏教書や幻冬舎などの新着本のお知らせが入るようにセットしてあるんですね。

で、この前「小野伸二『GIFTED』」という本が入ったお知らせメールが来ましてね。

はて?小野伸二ってどこかで聞いたことがあるぞ?お坊さんだったかな?

と思いながら「予約」。
が、既に9人くらいの予約があって人気本。

が、この前、ようやく順番が回ってきたんですね。

で、図書館から借りると、ああ、小野伸二さんって、サッカーの小野さんね。

と合点した塩梅。

これこれ^^;

静岡県在住なら、小野伸二さんは知っていますよね^^;

私も知っていたんですが、顔と名前が一致していませんでした。

そんなことから、小野伸二さんの「GIFTED」を借りることになったわけですね。

メチャ読みやすい小野伸二「GIFTED」

で、小野伸二さんの「GIFTED」。

もうね、びっくり。
何がびっくりしたかといえば、その読みやすさなんですね。

300ページくらいあるんですが、サクサク読めて、気がついたら100ページくらい読んでいるんですね。

時間にして30分くらいでしたかね?

もう「あらよっ」と読めてしまうわけです。

このスピード感、サクサク感。

読んでいて、メチャ気持ちいい^^

もちろん、小野伸二さんの天才的なエピソードも、読者をグイグイと惹きつけるんですが、その文体といいますか、文章が、メチャ読みやすいんですね。

幻冬舎のゴーストライター?

で、小野伸二「GIFTED」は、なんと幻冬舎からの出版です。

たぶん、文章は、小野伸二さんが書いたものではなく、インタビューした音声を元に、誰かが文章化したんだと思います。

実際の筆者は、ゴーストでしょう。
ゴーストライター

しっかし、読みやすいんですよね。
ザクザク読めてしまう。

たぶん2時間もあれば、完読できると思います。

文章は読みやすいのが望ましい

文章は読みやすいのが望ましいんですよね。

お菓子を食べるかのように、気楽に、サクサクと読めてしまう。

こんなノリの文章はいいんですね。

幻冬舎は、とにかく多くの読者に読んでいただこうという精神が強くありますので、文体、文章への読みやすさは徹底していると思います。

しかし、世の中には、読みやすい文章だけとは限りません。

日本では知られていない「世界の真実」を広める経営科学出版本

小野伸二さんの「GIFTED」を読んでいて、つくづく思ったんですが、経営科学出版の本。

経営科学出版からも、良書がたくさん出ているんですね。

海外の翻訳本もたくさん出ています。

最近では、「The Real Anthony Fauci(ファウチの真実)」という、上中下の3巻からなる大著も出ています。

コロナとワクチンの真実が描かれた世界的大ベストセラー。著者は暗殺されたJ.F.ケネディの孫にあたる、ロバート・ケネディ・ジュニア

ロバート・ケネディ・ジュニアは、今、アメリカでは、トランプと並ぶ絶大な支持を受けています。

が、こうした情報は、日本では報道されません。「The Real Anthony Fauci(ファウチの真実)」のことすらも報道されません。

世界の真実が公開されているにもかかわらず。

で、日本ではまったく知られていないものの、欧米では周知となっている真実を、経営科学出版は著書にして出しているんですね。志は尊い。貴重な出版社です。

経営科学出版本の読みにくさ

が、経営科学出版の本は、とにかく読みにくいんですね。メチャ読みにくい。

学術書のノリなんですね。

以前も書きましたが、経営科学出版の本は、総じて読みにくい。

経営科学出版の550円翻訳本は読みにくい

何冊も購入しましたが、翻訳がイマイチで、すべて読書を断念しています。完読していません。せいぜい斜め読みです。

なので、「The Real Anthony Fauci(ファウチの真実)」は購入しませんでした。

てか、経営科学出版の本は、購入するのを控えています。

またどうせ、読みにくい本なんだろうな、というのがわかるからです。

世間に周知させるなら「読みやすい文章」に

経営科学出版から出ている本は、本当は必須の知識であり、重要なものが多いんですね。

「The Real Anthony Fauci(ファウチの真実)」などは、コロナの真実が赤裸々に書かれた本ですので、本当は知っておいたほうがいい内容なんです。

ところが、読みにくいため、読む気にならないんですね。

いわば、説明の仕方が下手な本。

やたらと専門用語や難解な言葉を使って、話しが長かったりして、わかりにくい。

そんな調子で翻訳していますので、ほとんどの人は読まないと思います。

読まれない本は存在していないと同じ意味

しかし、「読まない」「読まれない」ということは、世間に広まらないということなんですね。

はっきり言いますと、学術書のような翻訳をしている時点で終わっているんですね。

世間に広まらない。
せいせい一部の人しか知られない。

これでは実質、「存在していない」ことになってしまいます。

これで本当にいいんでしょうかね?

大事な情報を世間に広めようとしない。
読みにくい翻訳本を出し続けている。
結果的に、広めようとポーズを決めているだけになってしまっている。

その点、幻冬舎が手がけた小野伸二さんの本は、読みやすい。メチャ読みやすい。

読みやすい本にするほうが、世間に知らしめるにあたって、いいんじゃないかと思いますけどね。

と、そんなことを思った小野伸二さんの「GIFTED」。

重要な情報や話題は、できるだけ多くの人に知っていただくように、読みやすい文体、文章にするのが望ましいと思います。

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