変性意識になる音楽
音楽で変性意識になることができます。
変性意識。
ちなみに変性意識とは、非日常的な意識をいいます。たとえば
- トランス
- 催眠状態
- 瞑想状態
- 明晰夢
- 金縛り状態
- 体外離脱状態
- 至高体験
- 臨死体験
といった状態です。
で、変性意識になるためには、音楽が手っ取り早いことがわかっています。
サイケデリック・テクノは変性意識になりやすい
変性意識になる音楽はテクノが顕著ですね。
テクノは淡々とビートを奏で、同じフレーズを繰り返す音楽です。これをずーっと聞いていると、変性意識に入りやすくなります。
サイケデリック・テクノが、変性意識に誘いやすかったりします。
音楽以外で変性意識になる方法
ちなみに変性意識に入る方法には、音楽以外にも方法があります。たとえば、
- ダンス
- ストレス
- 臨死状態
- 禁欲(断食、断眠、禁欲)
- 滝行
- 性行為
- 瞑想
- ヨーガ
- 薬物
といった状況でなりやすといわれています。
特殊な状況下で、意識が日常と異なる状態になることを変性意識と言っているわけですね。
シュポングルはサイケデリック系テクノによる変性意識
音楽で変性意識になるには、Shpongle「The Dorset Perception」が効果的です。
サイケデリック系テクノの代表格シュポングル。中毒性のある音楽です。
シュポングルは、ヤバめの精神状態で音楽を作っています^^;彼らの音楽は、ヤバめなノリがあります。
アブナイですな。
ヤバイノリは変性意識
ヤバめなノリの根底には変性意識があります。
同じ変性意識でも歪んでいます。
瞑想でいえば、いわゆる「ミッチャーサマタ」と呼ばれる系列になります。
邪な禅定ですね。
穢れた一体感です。
この状態は、独特な変性意識になるためリスクを伴います。この音楽自体がヤバめの世界です。
不安定で歪んだ変性意識は危険
こうした系統は、不安定で歪んだ変性意識状態です。サイケデリック系テクノもそうですね。異様なハイテンションがあったりもします。
確かに、この手の人のが作った作品などを見ると、変性意識になっていることはわかります。
しかし違法な手段でなくても、普通の音楽でも変性意識になれます。
逆に言えば、違法な手段は、自分でコントロールできなくなります。これはリスクがあります。
本質は、催眠と同じだからです。
誘導催眠のような形です。
ここがひっかかります。
コントロールが果たしてできるのかどうか。
変性意識は、入る前のメンタル状態によって、リスクを伴います。
コントロールできない変性意識は危険
違法な手段が危険なのは、一つは、脳神経と身体に重大なダメージを与えること。
もう一つは、怒りや不安心理のまま、変性意識に入るととんでもない幻覚、幻聴を見ることです。
しかも効いている間は、長時間、恐怖映像を見続けることになります。このため、発狂してしまうことも出てきます。
変性意識下で見るもの、聴く物は、リアリティを伴っています。
おかしなビジョンや、恐怖体験をし続けていると、下手をすると、統合失調症や心因性の病気になってしまいます。
自分でコントロールできない方法で変性意識に入るのは、やはりリスキーであります。
誘導的な方法を多用するのは止めた方がいいかな、と思います。
薬物は脳神経にダメージを与えるため論外です。
バイノーラルビートにより変性意識
バイノーラルビートを使った誘導的手法ならば、まだいいかもしれません。
変性意識に誘導する音楽的な方法に、バイノーラルビートがあります。
バイノーラルビートは、変性意識に入りやすくします。これは確かです。
ですが、こうした独特な響きは、結構、耳に残ります。
なんとなく好まないビートもあって、それを強制的に聴かせられるような感覚も受けます。
いろいろと課題といいますか、問題もあるように思います。