瞑想で悩みが解決しない3つのケース
今日は「瞑想で悩みが解決しない3つのケース」という題で書いています。
時々ご相談を受けるときがあります。が、なかなか解決しない場合もあります。
ちなみに解決方法は瞑想が主体になります。が、「解決」といっても、問題や悩みそのものを解決するアプローチを取ることもあれば、解決しないで(できないため)「そのまんま」にしておきながら、受け入れる力を高めるアプローチもあります。
で、どちらかといえば後者の方法が軸です。「あるがまま」に受け入れるアプローチですね。
で、3年、5年という長い間、お話しをうかがっている方もいます(いました)。が、なかなかお悩みが解決しないんですね。で、あんまりにも長期の場合は白旗をあげてしまいます。お引き取りを願っています。
で、長い間取り組んでも解決しないケースをいくつか見ていますと、だんだんとわかってくることがあります。それは
1.そもそも瞑想する気がない
2.何らかの信念・信条にとらわれている
3.業みたいなのが絡んでいてどうしようもない
ということです。順を追ってご説明したいと思います。なおこのことは、あくまでも「中長期にわたって問題が解決しない」ケースです。ここはお間違いがないようにしてください。
そもそも瞑想する気がない
意外なのが「そもそも瞑想する気がない」なんですね。どういうことかといえば、周囲や相手が変わってくれることだけを願っていて、瞑想実習や自分で試行錯誤するなどをほとんどしないんですね。
中長期にわたって問題を抱えている場合は、やはり「あるがまま系」がおすすめなんですね。というのも、いたずらに苦悩にあえぐことが少なくなるからです。心安らかになります。なのでマインドフルネスなどの「あるがまま系」の瞑想がおすすめなんですね。
けれども瞑想も何もしたくないという姿勢もやむを得ないかと思います。人によってはどうしてもヤル気が起きないこともありますからね。瞑想以外の方法が功を奏する場合もあります。
「悩み解決」という文脈においては、何も「あるがまま系」原理主義になる必要はありません。他に有効な方法があれば、それを行うのがいいですね。
ところが「ただ話しだけを聞いて欲しい」というケースがあるんですね。聞き手は傾聴みたくなります。
しかし「話しだけを聞いて欲しかった」というのが3年くらい経ってからわかると、さすがにショックを受けます。凹みますね。実際こういうケースがあり、当時は凹んだものです^^;
もし瞑想をする気持ちが乏しいなら、最初から、そう言っていただくほうがいいですね。また、瞑想をする気が乏しいなら、早めに別の方法に移ったほうがいいと思います。
人に話しを聞いてもらって気持ちを晴れ晴れにすることは、別段、いいんですが、こればっかりを何年にもわたってし続けるのは得策ではありません。
問題は解決しませんし、むしゃくしゃした気持ちばかりが続き、その思いを誰かに聞いてもらうだけでは、進歩成長は望めなくなります。
私としては、やはり瞑想を軸にしたいですね。「あるがままに~」ということです。またテーラワーダのシステムに基づいて、善行・布施・慈悲といった徳行を並行して実践し、瞑想効果を促進し、心の受容性と柔軟性を高めていただくのが鉄板かと思っています。
あるいは禅的な姿勢で上がり(悟り)を目指していただくことになるかと思います。
瞑想は軸になりますね。あるがまま系です。で、私から提供できるのは「あるがままに~」ということですね。瞑想によって、この力を身につけていくことになります。
問題が解決しなくても、それを転がしておける余裕が出てきます。それだけでも悩みは半減します。それでまずはOKじゃないかと思います。
ちなみに「とにかく手っ取り早く、何とか問題を解決したい」ということならば、解決できる別の方法を探すことですね。
何らかの信念・信条にとらわれている
あと「何らかの信念・信条にとらわれている」もあります。で、意外と厄介だったりします。これがありますと、あるがまま系の瞑想が効きにくいんですね。その信念なり信条が着地点になっていますので、瞑想が効きにくいんです。
たとえば業報やカルマです。業報やカルマで不幸なんだと強く信じていると、こっちのほうに気持ちが向いてしまって、瞑想にならなくなってしまいます。
そういう思いが強いのかもしれませんが、もっとも、瞑想をする気が乏しいというのも関わっていそうです。
業報やカルマというのはネガティブな思い・観念になりますが、業報やカルマに限らず、思いや観念にとらわれることがそもそも苦しみを引き起こしていることに気がつく必要があります。
まずは頭での理解です。思い、観念、信念、信条が足を引っ張っているという事実。が、なかなかここがわかっていただけないためか、業報やカルマなどの思いに帰着してしまい、瞑想の効果そのものがわからなくなっていくというケースもあります。
このことは何も業報やカルマに限らず、たとえ良い信念・信条であっても、固持すると瞑想の足かせになります。また瞑想にスピリチュアル的な妄想や解釈を入れてしてしまうのもよろしくないですね。
あるいは自分が信奉している瞑想のやり方を行い続けることですね。集中する瞑想が好きで、あるがまま系ができないというケースもあります。
他にもあると思いますが、何らかの信念・信条にとらわれていると瞑想ができにくくなると思います。
業みたいなのが絡んでいてどうしようもない
あと「業みたいなのが絡んでいてどうしようもない」というのもあります。先ほどのことと矛盾するようですが、実際にどうしたらいいもんかなあというのがあるのも事実ですね。
が、「あるがまま系」の瞑想を続けていれば、問題そのものをある程度、放っておけるようになりますので、とりあえず心の平安のようなものは得られるのではないかと思います。
少なくとも愚痴を言うことは減るんじゃないかと思います。愚痴を言うのが減ると、本人もさることながら周囲をネガティブな気分にすることがなくなりますね。
番外編・意外な解決方法
あと番外編ですが「意外な解決方法」というのもあります。
たとえば「ワンコを飼い始めたとたんに悩みが解決した」なんてゆーのがあります^^;
「なんじゃい、それ!」と思わずツッコミを入れたくなりますが、ペットを飼う、中でもワンコを飼うことで家族同士のいがみ合いが減ったりする事例はあるんですよね。ワンコパワーもあなどれません^^;
あと深刻と思えた悩みが、彼氏彼女ができたことで解決することもあります^^;
人の悩みって、深刻そうに見えても、実は原因がシンプルだったりすることもあります。特に若い人の悩みは、意外と「彼氏彼女」がポイントになっていそうな。
難しいことや高尚なことで悩んでいる人ほど、案外、彼氏彼女ができると、コロリと変わってしまうことも。異性パワーってあなどれないんですよね^^;
ちなみに悩みの深層・コアが異性にある場合、宗教はかえって足かせになったり、問題をややこしくしてしまうことがあります。
宗教は「教義」が先に立ちますので、その教義に縛られて、本能レベルの解放ができなくなり、こじらせてしまう場合があります。
で、宗教の教えも思いや観念ですので、結局、思いや観念は、人を不幸にするということになってしまうのですが、意外や意外、宗教が苦しみを増長してしまう場合もあります。
なので教義よりも受け入れや解放させる雰囲気や空気が大事だったりするんですね。
で、雰囲気や空気こそエネルギーが関連しているわけでして、雰囲気や空気を重視する理由も、実は、ここにあったりします。
悩みを解決する様々な方法も提案
私は星平会海という占いを使っています。自分で言うのも何ですがかなりお役に立てるかと思っています。
基本的に「あるがまま系」の瞑想で、受け入れる力を身につけていただくのが方針です。問題や悩みは解決できれば、それに越したことはありません。が、基本的には「あるがまま」です。
もっとも「あるがまま系」の瞑想だけでなく、解決する方法も提案しています。
たとえば天啓気療ですね。天啓気療のヒーリングはおすすめしています。天啓気療はおすすめです。いろんな問題や悩みの解決に役立ちます。ただし個人差はあります。
天啓気療を受けてもなかなか解決しない場合もあると思います。でも根気よく続けていけば効果が出てくると思います。天啓気療はおすすめのヒーリング
あと、その他諸々、使えるものは全て使っています。あの手この手を使っていき、提案もしていきます。
悩みや問題意識は自分の心が生み出している
ところで悩みや問題は、実は「自分の思いや信念・信条が作っている」ことが多いですね。「こうであって欲しい!」「こうでなくっちゃダメ!」「これが正しいんだ!」といった信念や思い。
で、この信念や思いを実現しようとしつつも、現実は違う。で、悩むんです。
悩みとは、自分の脳内で描く「物語」と一致していないところから生まれています。たとえ、それが家族の問題であっても、問題と感じるのは、ご自分が脳内で描いているストーリと目の前の現実が違うからですね。
結局、悩みとは「思いの中で起きていること」だったりします。
しかし、なかなかこれがピンと来ない。なぜなら生まれてこのかた、ずっと思いの中で生きているからです。
だから、脳内ストーリーを描くことや思い・理想が減って、あるがままに受け入れることで平静になっていくんですね。
人は、そのようにできているんです。「こうあってほしい!」「なんでもこうなの!?」といった思いや願い・理想が人を攪乱させて悩ませているんですね。現実にはそういうのが多い!頭の中での独り相撲をしているケースが圧倒的に多い!
あるがまま系の瞑想は、悩みや問題意識を軽減していきます。なので、おすすめなんですね。また実習を推奨しています。