瞑想は精進力が最も重要

さて、今日もまた瞑想の話しをば。

瞑想。

この前、
——
瞑想は、ある程度、継続しないと成果が出ないんですよね

成果が出るまでに時間がかかりますよね

時間がかかると、モチベーションが維持できないので、続けることができません。

効果や手応えを早く感じたいんです。

だからスグに効果が出るものがいい。
——

というのを聞きましてね。

「うーん」とうなってしまいました。

確かにそうかもしれません。
それが本音かもしれません。

手っ取り早く、何らかの効果を感じたい。

即席がいい。

 
けれども残念ながら、瞑想は、時間がかかります。魔法のような即行性は難しいんですね。

やはり継続、意欲が欠かせないんですよね。

これを昔から「精進力」といっています。

瞑想でもっとも大事なエッセンスなんですね。
 

そもそも精進力がありませんと、瞑想に限らず、あらゆるワーク、実習、実践は難しいかなあというのが本当のところです。

なので、「続けること」が、一番大事。

非常に厳しい事実なんですが、こればっかりは、どうすることもできません。
 

しかし「続けられません」と言われると、ちょっと胸が痛むんですよね。

結局、瞑想などは、「続けることができる人にしかできない」となってしまうからです。

そういう結論になってしまいます。

が、厳しい言い方をすれば、これが真実です。事実です。
 

瞑想って、実は、物事を続ける人にしかでいない実習であり実践なんだなあというのが、急にクローズアップされてきます。

実は「特別なこと」。

なんとも複雑な気持ちになります。

 

瞑想やワークは、できる人には当たり前のようにできてしまいます。

しかし、できない人にはまったくできない。

けれども、よくよく考えてみると、続けることができないというのは、結局、「興味がない」からなのではないかと。

人は、興味があれば行いますからね。続けます。
 

結局、瞑想やワークを続けられないということは、「興味がない」になるんだと思います。

今、こうしてタイピングして、結論が出ましたね^^

「瞑想ができない」ということを言われて、ちょっと、うーんな気持ちになりましたが、いやいや、単に「今は興味がない」ということなんですね。

瞑想が難しいとか、そういう問題ではなく、「やりたくない」という無意識的な言い訳ですね。

 

そもそもおすすめしている瞑想は、決して難しいものではありません。

ただ時間がかかります。いつ成果が出るのかはわかりません。

で、これが耐えられないということなんでしょうね。

しかし、即行で成果が出るものは、大概、底が浅いものです。程度が知れています。

なので、本物を求めるならば、時間がかかることは当たり前じゃないかと。

こうしてタイピングしていると、自分の頭の中も整理できますね。

うんうん。そうそう^^;
と、自己問答をしていますが、「続けることができない」というのは、申し訳ありませんが、私としては受け入れることはできませんね。

 
ただ、続けるコツというのはあります。

それは

・結果を求めない
・心を未来に飛ばさない
・期待し過ぎない
・思いやビジョンを描くことを控える
・今やっていることに気持ちを向ける

ということですね。

 
続けることができないもう一つの理由は、今やっていることよりも、「こうなりたい」「早くできるようになりたい」などの思いや期待が強く、「心ここにあらず」状態になっていることも多いんですね。

この状態は、心が「いま」から離れて、「未来」という観念(思い)に飛んでいる有り様なんです。

で、実は「いま」から離れた心というのは、その状態自体が微妙なストレスを感じるようになったり、不安定になる性質があります。

そもそも、何故、不安を憶えるかといえば、ほとんどが「記憶」に基づいて起きているからですね。

過去のこと、将来のこと、そういった記憶・想像。こうした記憶に基づく「思い」が不安をもたらします。

で、この状態は、持続性、継続性を弱らせます。なので、結果が出せない、出しにくくなる。

もっとも、これはダイエットとかボディワーク、瞑想などの話しですけどね。仕事などでは、また違ってくるかもしれません。

 
そういうのもありますが、心が今にとどまる「いまここ」は最強じゃないかと、それこそ今では思っています。

今やっていることに気持ちを向ける。

これは大事だと思います。

けれども、これも、もし難しいならば、別の何かをお求めになってくださいとしか言いようがなくなります。

残念ながら、そう言わざるを得ないと思います。

続けること。
精進すること。

こればっかりは、ご自分でなんとか工夫をしていただくしか無いと思います。

うまくできなくても何年も何年も辛抱強く行う人、付いていこうとする人、試行錯誤しながらでも続ける人、途中で休んだりしながらでもやろうとする人、

こうした人は「続けることができる」人ですね。

途中でサボったりすることがあっても^^;、止めることが無ければ、続いているようなもんです。

続けていれば、いつか成果は出てきます。

続けること。

やっぱりこれが基本ですね。

うむ、一件落着。

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