瞑想は「リラックス」と「あるがままに気づく」が要
瞑想で大切なことは、
- 1.リラックス(やさしく)
- 2.自然に「あるがまま」に気づく(感じる)
この2つです。
とてもシンプルです。
リラックスは土台
瞑想では、リラックスが大切です。非常に大切。
ある意味、リラックスが究極です。
事実、ヨガにはシャバアーサナ(死体のポーズ)があります。これは仰向けになってリラックスするポーズなんですね。
リラックスに連なる有り様として、やさしい、やわらかい、ゆるいというのがあります。弛緩系ですね。
瞑想は、まずリラックス、弛緩が土台になります。
あるがままに気づく
で、このリラックスを土台にして、自然に「あるがまま」に気づく(感じる)ようにします。
気づく(感じる)際には、対象を設けます。
呼吸、腕の動き、足の動き、足の裏の感覚、全身の感覚などを対象にして、自然に「あるがまま」に気づく(感じる)ようにします。
リラックスと、自然に「あるがまま」に気づく(感じる)。
この2つで行うのが瞑想です。
瞑想がでいなく理由
ところがシンプルであるが故に、余計なことをしてしまいがちです。
また今までの生活習慣は、瞑想とは真逆なことが多くなっていますので、このシンプルな有り様がわかりにくくなっている人もいます。
そのため、無意識のうに余計なことをしてしまっていることも。
余計なこととは、
- ガンバってしまう(緊張してしまう)
- 雑念と戦ってしまう(雑念を振り払おうとしてしまう)
- 意志、意図、思考(マインド)で瞑想をしてしまう
この3つが多くなります。
これらは、無自覚、無意識のうちに行っていることも少なくなく、本人自身も自覚できていない場合があります。
そのため、瞑想を始めて何年か経ってから気づく・自覚するということもあります。
「瞑想には時間がかかる」と言われる向きもありますが、時間がかかる理由は、無意識のうちにこれら3つに陥っているのも大きな理由です。
マインドで瞑想をしてしまう罠
で、このうち「意志、意図、思考(マインド)で瞑想をしてしまう」というのは様々なケースがあって、一筋縄でいかない場合も少なくありません。
- 「気づこう、気づこう」としてしまう
- 「瞑想とはこうやるものだ、こうあるべきものだ」と考えながら瞑想をしている
- 瞑想をしているときに「できている・できていない」を常に判断している
- 誰かの瞑想体験と自分の瞑想状態を比較しながら瞑想をしている
- 瞑想のあるべき姿を基準にして、「できている・できていない」を参照しながら瞑想をしている
などなど。
ほかにもあります。ケースバイケース。
瞑想のときに、こうなっていると、瞑想がうまくゆかなくなります。
「リラックス」ができると「あるがまま」ができるようになる
結局「あるがまま」になっていないんですね。
もっといえば、瞑想の土台である「リラックス」がうまくできない。
リラックスがうまくできないため、あるがままに気づくことができにくくなっているともいえます。
リラックスして、素直に、そのまま、あるがままに感じる・見守る・気づくようにするんですね。
反対に、思いや観念・思考を介入して(しかも無意識のうちに)瞑想をすると、途端に瞑想でなくなります。
瞑想ができている兆し
で、思いや観念、思考を介入させない、また介入が減っていくようになると、
・心地よい
・落ち着く
・ほっこりする
といった「いい感じ」が深まっていくようになります。
これらはリラックスの感覚ともいえます。
リラックスができるようになってきて、あるがままに気づくことができるようになると、日頃見慣れている景色や光景が、鮮明に見えたり新鮮に映って感激することも出てくるようになります。
また日々、当たり前と思っていることが、当たり前ではなく、有り難いこと、素晴らしいこととしてしみじみと感じたりすることも。
こうした感覚は、余計な思いや価値観、判断が介入していない、本当の「あるがまま」の始まりです。
お伝えしている瞑想と実践を続けていきますと、このようになっていきます。必ずなっていきます。
おすすめの3つの実践はリラックスを深める
それで、おすすめしている3つの実践
- あるがまま系の瞑想
- 祈り・ハート瞑想
- 日々の生活の言動を適切にする(サービス精神、言葉使いなどを含めたマナー、やさしさ)
を複合的に行っていると、リラックスでいるようになってきます(あとこれに真我系ヒーリング:天啓気療を受けたほうがよい方もいます)
逆にいいますと、日頃から言動が適切な方は、瞑想が進みやすい素養があるといえます。
瞑想や修行にもいろいろとありますが、お伝えしている瞑想と実践は、天人のような存在になる瞑想ともいえます(一つのたとえですが)^^
【まとめ】継続が大切
現代人は、リラックスがわかりにくくなっています。
そのため瞑想もうまくゆきにくくもなっています。
リラックスができると、自然に「あるがまま」に気づくことができるようにもなってきます。
試行錯誤でさ迷う期間が長くなることもあります。
けれども途中であきらめることなく、信じて続けていくことも大切ですね。
瞑想は、畢竟、続けていくことが大切です。
精進してまいりましょう!