小室哲哉さんのホロスコープ~インド占星術で見るヒットした理由

小室哲哉さんのホロスコープ~インド占星術で見るヒットした理由

今日は占いの話しをば。
小室哲哉さんのホロスコープをインド占星術でリーディングすると、ヒットした理由がわかります。

面白いことに、インド占星術で見ると、小室哲哉さんは1985年から「ラグナ・アディー・ヨーガ」と「アディー・ヨーガ」「グル・マンガラ・ヨーガ」いった盆と正月とクリスマスが一度にやって来たような「強烈な成功座相」に入ります。

この成功運期が約16年間続きます。
2000年頃まで大幸運期でした。
占星術的には120%「成功する時期」です。

彼自身、述懐していましたが「TM NETWORK時代、どんなに頑張ってもサッパリだった」と言っていました。

しかし1986年の渡辺美里のヒットに続き、翌年の1987年の「Get Wild」がこれまたヒット。

彼がヒットしたのも成功する運期に入っていたこともあります。小室哲哉が一世を風靡した時代と、ほとんど一致しています。

しかし幸運期の終わりの2000年を過ぎると、途端に冴えなくなります。

2001年になると、何故か吉本興業に転身。その後右往左往して、あの詐欺事件です。

小室哲哉さんのケースでは、このように運期の盛衰がほぼピッタリと一致してきます。

小室哲哉がヒットした理由

小室哲哉さん。

以前は事件性のあることに巻き込まれてしまいましたね。とたんにダークなイメージが付いてしまった感じです。なんだか可哀想です。

知り合いの話によると、小室哲哉はお人好し過ぎるといいます。それで、ああいったことに巻き込まれたのだろう、と。

こういったことは親しい人しか分からない事実なのでしょう。彼自身は悪い人ではなく、大変なお人好しのようです。

小室哲哉は90年代は飛ぶ鳥を落とす勢いの絶頂期にありました。

彼が何故ヒットしたのか。
彼自身が書いた本もありますが、私はもっと別の理由を見出します。

小室哲哉が売れた理由。
私は次のように分析しています。

1.売れる時期(運期)にあったから
2.売れる資質があったから
3.1と2が絡んで、広告宣伝が上手かった(努力した)から

彼は音楽的な才能は、こういっては悪いのですが、わりと普通だと思っています^^;

ですが、マーケティングや商売の才能があります。「市場を分析し、売れる音楽を作る慧眼を養った」ということですね。

彼が売れたのは、この資質によるところが大きいでしょう。それと売れるタイミング(運期)にあったということですね。

小室哲哉は売れない時代、「売れる音楽」をもの凄く研究しています。邦楽、洋楽を徹底的に分析し、どうすれば売れるかを研究しています。

その結果、彼はヒットメーカーになっています。ですが、この裏には、彼が成功しやすい運期にあったことは、ほとんど知られていません。

1986年の渡辺美里「My Revolution」でブレイクスルー

小室哲哉の経歴はwikiがわかりやすいでしょう。

小室哲哉が注目を集めたのは「1986年」です。大ヒットした「渡辺美里」の「My Revolution」です。

これが大当たりです。
イギリスのエレクトリック・ライト・オーケストラをはじめ、アメリカンポップスを研究した成果が出ていると思います。

1986年は、小室哲哉が飛ぶ鳥落とす勢いになる幕開けでした。小室哲哉の研究が華咲いた快進撃の始まりでしたね。

人には成功できる運期がある

このように運期の影響によって、人生はドラマが違ってきます。数多くの事例から、運期の影響があることは間違いないと思っています。

「そんなのあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、あります。

もちろん、100%予測通りということはありません。

ですが、ほぼ、「軌道」は存在しています。
そして、これを見抜く「技術」があります。

人がいわゆる「成功」を納めるためには、

1.先天的な資質
2.運期(運勢の巡り合わせ)
3.努力

というのが真実になってきます。

音楽の世界でいえば、「良い音楽=売れる音楽」にはならないわけです。実際、売れない音楽の中にも名曲はたくさんあります。

極端な話しになりますが、運が良ければ売れてしまいます。「一発芸人」とかありますが、こういう偏差的な一時的に大当たりするケースもあります。

成功することは先天的に決まっている

成功とは、先天的にある程度決まっているところがあります。しかし、全てが絶対的に決定しているわけでもありません。

人生の振幅、方向性はある程度、決まっているということですね。小室哲哉は強力な成功座相がありました。しかし彼は努力を怠らなかったのが偉いです。

小室哲哉は、「売れる音楽」を徹底研究しリサーチをしています。この努力、広告代理店並だったといいます。ノートに細かく記載し、徹底的に分析し研究していたようです。

この努力があってこそ、運期の到来とともに波にのって、成功したわけでしょう。

ですが、こうしたことを言いますと「はあ、成功するのは生まれながらに決まっているのかあ。それなら努力は虚しいね」と思われる向きもあります。

しかし、これは誤りですね。
やはり努力が大切です。

成功はご褒美です。
おまけみたいなものです。

無事これ名馬なりが一番のしあわせ

中国の諺に「無事これ名馬なり」というのがあります。何事もなく、無事安穏なことが一番いいわけですね。

そこそこ生活が出来て、無事安泰なのが一番です。小室哲哉のように脚光を浴びて成功をすると、人間は愚かなことをしてしまうことも多くなります。

小室哲哉は、大幸運という棚ぼたの運勢を過ぎたときにも、それまでと同じ調子でやってしまったのが大失敗の原因でもあります。

幸運が去ったときに、いえ本当は幸運の時期にあっても、マイペースで無理なくしていれば一番よかったのですね。

人は、運の良さに任せて、強引なことをしたり。他人を悲しませることもしてしまいます。

運が良いだけに、道理がひっこみ無理が通ることも出てきます。こういった道理に反することをしていると、運が悪くなったときに、一気に反動として返ってくることがあります。

地雷は、踏み続けていると爆発しません。
しかし地雷から足を離すと爆発します。

悪や無理を押し通しているときは爆発しません。悪や無理を止めたり通らなくなると、反動で爆発します。

人生や運気にもそういう現象があります。

ですので、必要なものが得られる「日々是好日」が良かったりします。老子の説く「少欲知足」ですね。

有名になりたい、大きく成功したいと、いたずらに目指すよりも、「必要なものが必要な時に得られる」といった自然な生き方のほうが、実は大切だったりしますね。

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