5Gによる健康被害はデマなのか?
最近5Gによる健康被害が起きているという話しを聞きましてね。「え?ホント?」と。デマじゃないかと思いました。
なぜならこの手の話しは、いわゆる「隠謀論」となっていることが多いからです^^;なので「また~」と思いましてね。
ところが隠謀論やデマではなく、どうやら本当っぽい可能性があると。
5Gとは?
そもそも5G。最近よく聞きますよね。「第5世代移動通信システム」のことですね。スマホ通信などで、現在の約100~1,000倍の大容量データをやり取りできる通信システムであると。
- 2時間の動画を3秒でダウンロードできる
- 通信速度や容量が100倍以上になる
- 複数の端末を同時接続できる
- 将来、自動運転・医師による遠隔診断や手術にも応用できる
こんな感じです。もう魅力があってワクワク。「5Gってすごいなあ」と期待もしていました。
ところが先述の通りで、健康被害が懸念されていると。隠謀論の類かと思っていましたが、そうではなく本当っぽい。
5Gによる健康被害の根拠とは?
そもそも5Gによる健康被害の根拠とは何でしょうか?まず5Gになると通信周波数が高くなるといいます。これを「ミリ波」というと。
現在の4Gの電波に比べて、より高周波になると。電波の直進性が強くなり電波そのものも強くなると。
またアクセスポイント(基地局)も200mくらい毎に設置する必要があるといいます。
ちなみに現在のアクセスポイントは国内で57万局。これが5Gになると200万局以上に増やす必要があるといいます。約4倍。
そこら中に強い電波が飛び交い、電磁波が発生し、これが健康被害になるのでは?と言われているようです。
5Gによる健康被害の症状とは?
で、5Gによる健康被害の症状は、実のところワシントン州立大学と、イスラエル・アリエル大学から論文が出ています。
ワシントン州立大学
ワシントン州立大学では、5Gは、
- 人間の生殖能力、脳、心臓機能に影響を与える。
- 最終的には遺伝子に作用を与える。
- 253頭の子牛のうち32%の79頭が白内障に罹患。
https://www.data-max.co.jp/article/32100?rct=international
と発表しています。
イスラエル・アリエル大学
またイスラエルのアリエル大学、物理学のベン・イシャイ博士は
- 汗が流れる管に破壊的な影響を与える。
- 発がん性の恐れもある
と言っています。
このようにアカデミックから、5Gへの健康被害の懸念が既に発表されています。
5Gによる健康被害への対策
こうした結果を受けてか、海外では既に5G禁止の動きを取っている国もあります。
ベルギーやスイス、アメリカのサンフランシスコでは5G禁止しています。
◆ベルギー
5Gの実験・導入を禁止
https://www.atpress.ne.jp/news/249709
◆スイス
健康への懸念から5G使用を停止
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/200213/mcb2002132109047-n1.htm
◆アメリカ・サンフランシスコ
5G基地局の設置が禁止
https://www.business-plus.net/business/columnist/b-plus/book_review/200408_b0032.html
◆その他
イタリアやポーランドでは5G導入への反対運動。
5Gはコロナ感染と関係がある?
ところでネットでは、「5Gはコロナの感染爆発と関係しているのでは?」といった憶測も出回っています。
5Gの導入地域とコロナの感染拡大地域がほぼほぼ一致している図もあります。
しかしどうなんでしょうか。これはわかりません。
そもそも5Gが導入されている国は先進国が多いですからね。で、先進国にコロナ感染が多いのも事実です。
コロナ感染の爆発は5Gではなく、単に人口の多い先進国ということではないでしょうかね。
それに5Gによる健康被害は、そんなに即効性があるのかどうか。
5Gによる健康問題はあり得ると思いますが、コロナ感染との関連性は、どうなのでしょうかね。
5Gによる健康被害は無い?
もっとも専門家の中には
- 5Gへの健康被害は無い。
- コーヒーへの健康問題に似ている(賛否両論がある)
と言っている人もいます。
こうした見解を述べている人もいます。◆5Gの電波は人体に悪影響を与えるのか?
総務省では「5Gによる健康被害は無い」と言っています。⇒総務省・電波利用ホームページ
けれども国が言っているから安全だとするのはさすがに早計です。初(うぶ)すぎますね。
現時点では、5Gによる健康被害があるのかどうかは、白黒がはっきししない様子です。5Gによる健康被害は、現在のところ「ある」「ない」に分かれています。
けれども少ないとはいえ、既に海外では5Gの使用禁止をしている国があります。また5G導入の反対運動も、欧州を中心に出てきています。
このことを踏まえて「5Gには慎重になる」というのが賢明な態度だと思いますね。
「国が安全と言っている」は、利権絡みからの発言もあります。また財務省の緊縮財政の誤りや嘘も事例もありますので、国が言うことを安易に信用してはなりません。
5G絡みの利権がある?
総務省では「健康被害は無い」と言っていますが、この前の2020年5月末に、5Gを導入して実験もできるスーパーシティ法が成立しています。
ほらほら。
なんだかきな臭い話しです。
日本の場合は、5Gを巡って何やら利権絡みの問題もありそうです。
ちょっとひっかかりますね。本当に5Gは安全なのか。
5G問題は看過できないテーマであることは確かです。
5Gによる健康被害のまとめ
ちなみに合気道の植芝盛平は電磁波過敏症で、電車に乗れなかったといいます。
5Gの強電波で強い電磁波が発生し、シンドクなる人が出てくるのではないかと。電磁波の影響も個体差がありますからね。
それこそコーヒーが健康に悪影響を及ぼす人と、そうでない人がいるのと同じです。
5G問題。
日本ではまったくといっていいほど報道されていません。けれども大事なテーマであるんじゃないかと思いますね。