結婚してみたら奥様は「超霊媒」だった!
以前、読んだ本なのですが、「結婚してみたら奥様は「超霊媒」だった!」というのがあります。
昨年でしたかな、読んだのは。ちょっとうろ覚えなのですが、これが面白かった。
この本は、文庫本になっています。が、元は2009年に出版された「100%実話! 自然霊との対話」のようです。
この本、おもしろくて、一気に読んでいまいました。神さまの眷属(けんぞく)としてはたらく精霊の話しです。
眷属とは、神さまの手足となって働く霊をいいます。神さまといっても創造主の神ではありません。神霊の使いの存在です。精霊ですね。
で、精霊と動物霊との違いがわかるのも、この本にメリットです。勉強になります。
またこの書では、その眷属の姿についても述べられています。で、それはまさに「もふもふ」だったりします。
眷属としての精霊と動物霊との違い
この書には「精霊」と「動物霊」との関係が書いてあります。これが参考になりましたね。なーるほど、と思ったものです。
精霊と動物霊とは違うとのこと。で、動物霊とは、性格が悪くなった精霊であるといいます。
精霊は性格が曲がってしまうことがあるそうです。で、そうなると「動物霊」のようになってしまうと^^;それが動物霊の正体。元々は、精霊だった。
人間に優しく、人間と共に歩む精霊。それが豹変してしまう。
で、性格が悪くなり、意地悪になった精霊の話しが、この書に出てきます。それがとても納得。
狐霊・龍神・河童も眷属の精霊だった
この書に書いてあることは「リアル」だと思います。創作は無いと思います。
正真正銘の体験ですね。述べられていることも「その通り」と思われます。あっちの世界のことを知るには、参考になります。
登場する眷属や霊は、狐霊、龍神、河童とあります。
「狐霊」と出てきたときは、仰天してしまいました。ちょっと、これって、動物系のアレじゃないの?・・・と。
しかし、読み進めていくと、狐霊とは「精霊」のようです。いわゆる「動物霊」とは、ちょっと違うようです。精霊と動物霊とは違うということですね。
人間界にいる精霊は人間の性格に近い
結局、人間界に接してくる精霊は、基本的に人間と同とのこと。人間に近い境涯で、次元が異なるだけで、人間に似ている。
うれしがったり、怒ったり、喜んだり、機嫌悪くしたり。欲しがったり、おねだりしたり。
恨んだり、執念深くなったり、ストーカーになったり。人間に近いメンタリティを持っている。てか、次元が違うだけで、人間とよく似ています。
精霊は機嫌が変わりやすい霊的存在
しかしながら精霊というのは、あんまり関わりたくない、関わらないほうがよさそうな気もしてきます^^;機嫌を損ねて、悪さするんだったら、最初から関わりたくないような。こわいです^^;
そもそも人間同士でも、「機嫌が変わりやすい」方というのは厄介です。ご機嫌取ったり、顔色をうかがったり。
こういう人は、気を使いますし、神経をすり減らします。それが霊の世界でも起きるとなると面倒ですね。
目に見えない世界の生命の場合は、ややこしいことが起きても、その意味などが理解できないこともあります。そもそも機嫌を悪くした理由がわかりにくいものです。
そんな面倒なことになるなら、こういうレベルの精霊とは、関わりたくないですなあ^^;
大学で教授をしている霊媒体質の奥さまと悩み
この書は、そんな精霊の世界について書いてあります。おもしろいですね。
ところで著者の奥さんは霊媒体質です。で、この奥さん、なんと大学の教授であると。社会学の先生であるとか。
奥さんは、特異体質のようです。外見だけから判断すれば精神病でしょう。統合失調症。
で、奥さん自身も、精神の病ではないかと悩み続けたようです。しかし、霊能者に相談したそうです。が、その霊能者も似たような体験があったと。
それで、その奥さん、精神の病ではないことがわかったと。納得できたと。
まともな霊能者の多くは、統合失調症ではないかと悩むようです。この著者の奥さんも同じ。悩み続けたそうです。
霊媒体質の人はアストラル界と結びつきやすい
霊媒体質の方は、「アストラル界」との接点が濃いんですね。あっちの世界と、すぐにつながってしまいます。⇒幽霊が見える人の2つの特徴
なので霊能的なことが起きてしまうといいます。
まー、なんていいますか。「大変だなあ」と思います。自己制御できないアストラル界との関わりです。これはご免被りたいです。
この奥さんは、自己制御できないタイプの霊能者のようです。大変ですなあ・・・。
ご都合主義の動物霊・低級霊となった精霊の話しが載っている
この書には、いろんな「ご都合主義」な霊の事例が出てきます。勝手に人助けをして、恩着せがましいことを言う龍神の事例。
助けたお礼をしなかったからといって、機嫌を損ねてしまったり。意地悪になり、祟るようになった狐霊のケース。
このような霊はいわゆる「動物霊」「低級霊」と呼ばれます。障りや災いを起こす精霊ですね。そんな話しが、この書には載っています。
こうしたことが、古来より「祟り神」として伝承されているんだと思います。
しかし「障らぬ神に祟りなし」の金言通りです。下手に関わらないほうがいいですね。
で、下手に関わらないための処世術といいますか、コツが、この書にあります。
なかなか面白い本ですね。