鍛錬・努力のコツは必死でないこと
日々「鍛錬・努力」といいますと、
どこか必死なイメージがあったりします。
ですが、「鍛錬・努力」のコツは、
必死でない場合のほうが長続きする感じです。
継続のコツは快適さ
あくまで経験則ですが、継続するコツは
「気持ち良い」
「たのしい」
「いい感じ」
といった快適原理に根ざすことだと思っています。
反対に
「頑張ろう」
「こうしなくっちゃ」
「○○を目指す」
といった気持ちが高いと、
たぶん途中で終わってしまうと思います。
興味のあることをするのが継続のコツ
よく「興味のあることをしなさい」
とかいいますね。
物事を継続するには、
「興味のあること」
「楽しいこと」
「気持ち良いこと」
ということがあると続きます。
人によってはネガティブイパワーがモチベーションに?
もっとも人によっても違ってくることも事実です。
人によっては、厳しいやり方とか、
ストレスを適度に受けるほうが
良いという人もいます。
しかしストレスや、厳しさは、時として、
荒々しい感情をも生み出します。
ネガティブイパワーを
モチベーションとしているのが、
本当のところだったりします。
ですので、できれば快適原理で、
楽しい、気持ち良い、
といったことをモチベーションにするほうが、
継続もできますし、
自他共にハッピーになれたりします。
興味のあることの置くには損得抜きの感情がある
ところで「興味のあることをしなさい」
といいますが、
この感覚をもっと掘りさげることもできます。
文字通り「興味のあることを行う」ということを、
さらに掘りさげると、より繊細になっていきます。
自分が「気持ち良い」
と感じることを掘りさげていくと、
継続できる源は、欲望を満たす快適さとは
異なっていたりします。
「ただ楽しい」とか、
「報酬や成果が得られなくても、
続けているのが楽しい」
といった感覚です。
損得抜きの感情ですね。
快適原理は五感を満たす快楽とは違快適さ
この楽しさの感覚は、
五感を満たす快楽とは違う「快適さ」
だったりします。
「リラックス感」や「静寂の中にある快適さ」
とでもいいましょうか。
そういう静かな快適さです。
そしてこれが「快適原理」の世界です。
この快適原理、
実は大変奥の深いものがあったりします。
快適原理は、身体感覚の世界です。
身体感覚で判断することのおすすめ
物事は、身体感覚で判断していったほうが
正しい答えが得らることが多かったりします。
ここでいう正しいとは、
「自分にとって役に立つ」ということですね。
身体感覚を発達させていくことは、
実は大変重要だったりします。
頭の良さ、明晰さも、
身体感覚と関連していると思っています。
瞑想は身体感覚を発達させる
この身体感覚を発達させる方法の一つが
「瞑想」です。
特に「いまここ」系の瞑想がおすすめ。
判断や思考を入れずに、
ダイレクトに現象そのものを
直視するアプローチを取ります。
ですので習熟してくると、
物事の本質がそのまま体感できるように
なっていきます。
これが瞑想でいうところの「観照」です。
大切なのが「ナチュラルさ」だったりします。
自然体に落とし込んでいくようにするのが
大切です。
言い換えますと、自覚が充分できていない緊張を
解いていくことでもあります。
意識や意念を強くするとナチュラルさが無くなる
意識や意念を強くしてやり方は、
ナチュラルさは難しくなります。
この方法で代表的なのは、
イメージを脳内にありありと描く
といった方法ですね。
成功法則などがこれです。
何かを作り上げてゆく、
積み上げてゆくアプローチです。
しかし、あんまりこういうことを公でいうと、
反動として、継続できなくなることもあります^^;
まだ途上ですし、
言うにはもどかしいところもあったりします。
「いまここ」系の瞑想がおすすめ
ところで仏教では、
「心をきれいにしていく生き方」
「道理にかなった自然体な生き方」を
「正しい」としています。
この仏教の教えと実践は、人生観を変えます。
見た目の「成功」だけは苦しいものです。
そういう外見にとらわれない内面的な浄らかさを、
仏教では成功としています。
仏教に限定しませんが、「いまここ」系の瞑想や
アプローチはおすすめですね。
おそらく、これこそが究極のアプローチ
になると思います。
しかし、なかなかその本質がつかみにくいのが、
難点だと思います。