春川正一(秋山眞人)氏による異星訪問奇談
「異星訪問奇談」。
日本GAPを創設した久保田八郎氏が、1988年に出版したレア本です。
久保田八郎氏が主催していた日本GAPの機関誌に掲載されていた「春川正一」氏のインタビューを、一冊の本にしたのが「異星訪問奇談」だったりします。
で、「春川正一」氏とは「秋山眞人」氏のことです。聞けば納得のわかりやすいペンネーム^^;
しかしほとんど宣伝もされず、ひっそりと出版された、まさに「レア本」。
当時、実名で発表したなら話題になるものの、おそらく強烈なバッシングを受けたでしょう。
ですので仮名で発表されたのだと思います。
これは賢明だったと思います。
宇宙人に開眼するきっかけは春川正一氏の体験談
「異星訪問奇談」は当時としては相当なインパクトのある内容だったものです。
当初、機関誌に掲載されていたインタビュー記事を書店で偶然に見つけたものでした。
それまでは「宇宙人とかUFOとかは『あるかもしれない』が自分には関係ない」と思っていたものでした。
ところが、そこには、まさに「宇宙的」といってよい「生き方」「哲学」「人生観」などが語られています。
それまで抱いていた宇宙人のイメージが、もう根底から覆されたものでした。
しかも春川氏(秋山氏)の体験記を読んでいると「これは真実だ!」という直観が走ったものです。
それと最後に書きますが、この本の元になった手記を、書店で立ち読みをしていたときに、見性体験が起きました。人生を激変する体験が、秋山眞人氏の手記を読んでいるときに起き、忘れることのできない一書となっています。
わたくしの一瞥体験
春川正一(秋山眞人)氏が遭遇した宇宙人は人間型
春川正一氏(秋山眞人氏)が遭遇した宇宙人は「人間型」。これには親近感がわいてきたものでした。
同時に「ああ、宇宙人って人間型なんだろーな」という思いが当たり前のようにわいてきたものでした。
それまでは宇宙人といえば「未知との遭遇」に出てくるような不気味な姿をした生命体のイメージしかありませんでした。
「グレイ」というタイプですね。
で、「これはちょっとご遠慮願いたいなあ」という印象だったものです。さすがにこれじゃあ宇宙人に興味関心は抱けません^^;
宇宙人は愛と宇宙哲学に生きる存在だった
その頃、本当の生き方、創造主のような存在になるための方法を手探りしながら模索し、実践を続けていたものでした。
しかしながら行き詰まり、その行き詰まりを打開するために、さらなる探求を続けるということをしておったものです。
そんな中、たまたま手にした春川氏(秋山氏)の体験記。もう衝撃が走ったものです。
秋山氏が遭遇した宇宙人は、一言でいえば
・愛(といっても宇宙的な崇高な愛です)」に生きる存在。
・高度な宇宙哲学を持ち、桁外れに優れた生き方をしている存在。
このことが私を虜(とりこ)にしてしまった。
自分も宇宙人のように生きる!
そうして、
「私も、彼らのようになりたい!」
恋い焦がれるかのような強烈なモチベーションがわき、一気に宇宙人の世界へと進んでいったものでした。
いえいえ宇宙人といっても、UFOとか宇宙テクノロジーには、それほど興味が出てこなかったんですね。
私はどこまでも「宇宙人の精神性、生き方、哲学」に興味を強く抱いたものでした。
それはもう本当に夢中になり、自分もそうなろうと強く決意し、実践することになったものです。
新しいページの始まりです。
清らかに感じた宇宙人の教え
それにしても、何故、宇宙人の教えに強く惹かれたのか。それは簡単。
当時、自己流の模索に行き詰まっていたというのがあります。
しかし、それだけではありません。
「既存(地球)の宗教や教え」は手垢にまみれ、おかしなものが付着していて「変」と感じていたからです。
だから、ほとんど魅力を感じることができなかった。
キリスト教、仏教、神道。
今でこそ、こうした伝統宗教の良さもわかりますが、当時は、手垢や薄汚れた感じを受けて、とてもではありませんが受け入れることが難しかった。
そんな中、宇宙人の生き方、精神性、哲学は、天啓として感じられ、「これだ!」という直観。食い入るようになったのは当然です。
宇宙哲学・生命の科学
どこの誰であっても、キラリと光り、ピュアな印象を受ける教えなら尊重する。
耳を傾ける。
昔から、こうした傾向があることが、今さらながらわかります。今でもそうですからね^^;
たとえ権威者が説く内容でも「???」となれば、まったく受け付けないのがわたくしでやんす。
で、私は当時、春川氏(秋山氏)がもたらす宇宙人情報に首ったけになったものです。
同時に、久保田八郎氏が尊敬していたジョージ・アダムスキーの一連の本も読み、「宇宙哲学」「生命の科学」といった宇宙的な教えが私の軸になっていったものでした。
「異星訪問奇談」はバイブル本
「異星訪問奇談」はバイブル的な書だったりします。この本の内容自体が、当時、秋山さんが匿名で発表したものだけあって、ほとんどが宇宙人から教わった内容だったりします。
この書には、あまり難しいことは書いてありません。今だったら、「なーんだ、ありふれているじゃん」って思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし当時はとても新鮮でした。
それに、何も目新しい教えじゃないからといって価値が無いということはないんですね。
ピュアさを感じさせる崇高な教えは、とにもかくにも、四の五を言わず、まずは体得することが大切。
その美徳を自分のモノにする、身につける。これが最も大切。
「異星訪問奇談」には、
「物事を肯定的に受け止める」
「良いことを思う・考える」
といったことが、宇宙人から教わったこととして書いてあります。
印象に残る異星訪問奇談にある教え
で、「異星訪問奇談」にあった印象的な内容は次の通りです。
- p39/プラスの思いを持つこと
- p46/ミラクルワードとミラクルイメージ
- p51/同質結集の法則
- p66/超能力が開花するには安定した感情が大切、プラスの面を見る
- p67/楽しい雰囲気を作ることが大切
- p76/お金を愛すること
- p86/創造主の存在を信じること
- p97/自分か関わったことを続けることがカルマの解消につながる
- p159/自由とは犯さず犯されることのない状態
- p252/生き方自体を変えていって周囲に及ぼしてゆく
- p257/憎たらしい人への思いを解消する方法
- p258/良い言葉、良い想念を持ち続けていれば必ず自分の環境がよくなる
これらはしっかりと記憶にも留めて、メモもして、
20年近く、ひたすらずっと実践し続けたものです。
宇宙人の教えを20年間実践
いいと思ったこと、これは貴重だと思ったことは、愚直なほど、自分のモノになるまでに繰り返し繰り返して続けてきました。
私はこの書にあった「宇宙人からの教え」を、20年近く、愚直にやり続けたものです。
続ける。
ひたすら、続ける。
毎日、毎日、繰り返しては、自分のモノにしようとして続ける。
続ける、続ける、とことん続ける。
楽しく、気楽にね♪
宇宙的な教えを基盤にすることで広がる世界
その後40才近くになって、テーラワーダ仏教に出会い、方向転換をしたものです。
その理由は「ポジティブシンキング」の限界を感じていたからです。
自分に何かを作り上げていくアプローチは、ストレスや葛藤を生み出すことがある。
浄化しきれない何かがある。積み重ねるアプローチだけでは限界がある。
が、これとは真逆なのがテーラワーダ仏教。
「手放す」「ありのまま」「いまここ」により、本当の自己に目覚め、本当の自己を深め、自己浄化をもたらすアプローチです。
これがよかった。
功を奏した。
素晴らしい。
そうして、テーラワーダに移ってから、急速にいろんなことに開眼していったものです。
霊的にも開かれるようになったものです。
こうしたことが立て続けに起きたのも、20年近く愚直に「プラス思考」や「肯定的に考え受け止める」といった訓練を、ずっと続けてきたからではないかと思っています。
プラスの面を見る努力が感情を安定し能力を開花
「異星訪問奇談」のp66には、
「マイナス面を見るのを避けて、プラスの面を見るように努力していくと、感情が安定して超能力が少しずつ開花していきます」
という宇宙人からのメッセージがあります。
このことは本当です。
本当。
超能力とまでいかなくても、高い能力や才能の開花には、こうしたことが欠かせません。
安定した感情、楽しさ、楽しい雰囲気、ほがらかさ、プラスの面を見る週間などなど。
これらの美徳は「宇宙意識」「本当の自分」が発するエッセンスでもあるんです。
香りです。
この香りを手がかりに、香りを習得していく中で、本当の自分に目覚め深まる。
私は、このことを体験的に学ぶことにもなったものです。
プラス思考・肯定的に考える受け止めるは全ての基盤
私の半生は、秋山さんを通して宇宙人から伝えられた教えがベースになっています。
もちろん、秋山さん以外にもありますが、この本に書いてあるポイントが核となっていたことは間違いありません。
で、「プラス思考」「肯定的に考える、受け止める」といったことは、全ての土台、下地、基礎、基盤になると、今は確信しています。
どんなに優れた瞑想やテクニック、メソッドをやろうとも、「愛」「肯定的」「善性」といった基盤ががっちりとありませんと、なかなか難しい。
これが体感的にわかったものです。
秋山さんよりもたらされた宇宙人の教えには、ものすごく感謝しています。
ですので「異星訪問奇談」は私にとって思い入れが深かったりします。バイブル的です。
宇宙的な波動はシンクロする?
ちなみに、p102にある「電話をかけてきたS君」とは、中学3年生のときに、東京タワーで展望中、突如視界にUFOが入って来て、乗っていた宇宙人が手を振ったという、驚くべき体験をした方です。
実は、Sさんからはどういうわけか、一度、私の家に電話がありました。
この「異星訪問奇談」の本を愛読していることをどこかで知ったようで、それで自宅に電話がありましてね。
宇宙的な波動はシンクロするのかな?
なんて思ったりもしましたが、もしかすると自分も過去世のどこかで、宇宙人的な接点があったんじゃないかと思っています。
久保田八郎氏のことについて
あと、この本でインタビューしているのは、最初に書いた通りで、久保田八郎氏です。
日本にジョージアダムスキーを広め、日本GAPを主催していた方です。
アダムスキー原理主義な印象もありましたが、その愚直な様は、どこか自分に似ているものを感じさせました。
久保田氏にお会いしたことはありませんし、日本GAPに所属していたわけでもないんですね。
私は自分の思うことを一人続けていたものです。
が、日本GAPが発行していた「UFOコンタクティー」は愛読していたものです。
懐かしいですね。
宇宙人の精神性に興味を持った
それにしても私は、UFOとか、そういうテクノロジーには、あまり興味がなく、高度に発達した異星人の精神性と生き方、哲学に大変興味があったものです。
そうした高次の存在になりたくて、ひたすら宇宙人の教えを追っかけて実践を続けてきたというのがあります。
宇宙人を取り扱う界隈では、私のようなタイプは異色かもしれません。
しかしながらこうしてタイピングしていますと、昔のことが思い起こされてきます。
春川正一氏の体験手記で悟りの一瞥体験が起きた
そうそう、最後にとても大事なことを。
私は「UFOコンタクティー」に掲載されていた春川正一氏の体験記を読んでいたときに、いわゆる「悟りの一瞥」「見性」が起きたものでした。
この覚醒体験が起きてから、宇宙人の教えがものすごくよくわかるようになったものです。
それどころか、地球に伝わる宗教の教えが体感的にわかるようになったものです。
私の人生を一変させる出来事が、春川正一氏の手記を読んでいるときに起きた。
21才の年です。
秋山眞人氏を恩人と思うのは、これが理由だったりします。
何から何まで「宇宙人」から始まって、今に至っています。