「いまここ」でパワーとエネルギーに満たされる
きちんと「いまここ」をしていきますと、「いまここパワー」というのが生じてくるようになります。エネルギーですね。「いまここエネルギー」といっていいですね。
そこには満たされた気持ちがあります。ええ、こうした満ち足りた気持ちや状態は大切です。これが目標の一つでもあります。
人は誰でもしあわせ・満たされた気持ちでいたい
そもそも誰だって「しあわせ」な気分でいたいんですね。満ち足りた状態でいたい。
さとりだとか、解脱とか、そういうものは実は観念的になりやすく、心が未来に向かい、「いまここ」から離れていく性質があります。実は観念的になりやすいんですね。だから、さとりとか解脱とかを考え過ぎるのはよくないわけです。
それに、そもそも素直に正直になれば、誰だってまずは満たされた状態になりたいもんです。充足感が欲しい。これが本音なんですよ。
で、その満たされた状態が、「いまここ」から生まれてきます。外部に依らない充足感ですね。で、こうした状態から正智というのも生まれやすくなります。
こうしたことは、ウ・ジョーティカ氏も言われています。「自由への旅」にあります。
この書は大著ですので、ページ数をお教えしますと、149ページ「スピリチュアルな本性にふれること」にあります。
で、満ち足りた状態というのは大事です。あらゆることへのベースにもなります。そのそも、満ち足りた状態そのもので満足もしてしまいますからね。いわゆる「しあわせ」というものです。
プレゼンス・いまここがもたらすエネルギー
で、実際、「いまここ」を継続していますと、次第に深まってもまります。「いまここ」は、「あるがまま」「プレゼンス」「気づき」ともいいます。
で、「いまここ」が深まってまいりますと、いわゆる集中力が生じてきます。これは自分で集中しようとするものではなく、自ずと集中する状態です。「統一感」といったほうが適切になります。
原始仏典には「一境性」という表現が出てきます。「一境性」は「一体感」と言われています。けれども「統一感」というのが、その始まりだと思います。
で、統一状態になりますと、そこには天然自然の「集中」が生じます。「気づき」も自ずと生じるのと同じように、「集中」も自ずと生じるようになります。
で、「気づき」の深まりが「集中」だと思います。で、その集中状態は「統一感」です。その統一感の先に一体感があることが感じられます。
で、統一状態になると、自ずと集中した状態になります。で、より繊細なことが感じられるモードとなります。
これが座っていても、歩いていても生じるのが特徴です。気づきモードになると、統一感が生じて、集中した状態になるということですね。
で、このとき「エネルギー」の強い流れを感じるようになります。頭頂から丹田に向かって流れるエネルギーですね。しかし、これは人によって違ってくると思います。いずれにせよ「いまここ」の裏側にはエネルギーがあることは間違いないでしょう。
プレゼンス(いまここ)や気づきでおすすめの本
プレゼンス(いまここ)や気づきといったものは、レナード・ジェイコブソン、ウ・ジョーティカ、エックハルト・トールの3人の書を読めば充分です。懇切丁寧な上に、わかりやすいからです。他にもあるかもしれませんが、他は読まなくていいでしょう。
ということですが、今日は濃い目の独り言。こういうかみ砕いた説明や、突っ込んだ説明は、あんまり聞かないでしょうかね。「いまここ」は、新しい生き方であり処世術になりますね。