今や反グローバリズム運動の流れ
参政党のことを書きますと、ちょっとびっくりされるといいますか、ドン引きされるかもしれません^^;。
が、「反・グローバリズム(反・国際金融資本)」を大上段に掲げる「まともな」政党は、日本では「参政党」が初めてだと思います。
しかしアメリカやヨーロッパでは、「反・グローバリズム(反・国際金融資本)」を掲げた政党は、数年前から出てきているんですね。
で、各国の第一党(政権与党)になったり、第二党、第三党になっているケースも既にあります。
実のところ日本は、いつもの如く「周回遅れ」なんですね^^;
もっとも、日本にも、今までもあるにはありました。
が、中には、党首の方は話しをしている途中で絶叫したり怒ったりして過激。差別的。
あるいは、どこか理想論に聞こえて地に足がついていない、現実味が無いように聞こえて、ワタクシ的にはちょっとどうかなあと思うものが多かったんですね。
が、ようやく社会との融和精神も持ち合わせた「まともな」政党(参政党)が出てきたかなあという印象です。
アメリカの反グローバリズム運動と政党
ちなみにアメリカでは、1958年に「反・グローバリズム」を掲げた「ジョンバーチ協会」という政治団体が登場しています。
が、主要メディアからは「極右」と言われているようです^^;、
が、実態は、全然極右じゃないんですね。いたって「まとも」。てか、当たり前のことを言っています。
【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第7回「アンチ・グローバリズム勢力の草の根組織、ジョン・バーチ協会のレジスタンス」[桜R3/10/16]
で、この「ジョンバーチ協会」が母体の一つになって、2017年にトランプ政権が誕生しています。
なので、トランプは、「ディープ・ステート」という言葉で「反・グローバリズム」を掲げていたんでしょうね。
現在でもトランプは、アメリカ国民の35%~40%の支持を受けているといいます。
が、このことは日本では決して報道されません。ちなみにアメリカでは、2021年の不正選挙の影響で、主要メディアの視聴者数が激減しています。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN303T90Q1A231C2000000/
CNN・・・38減
FOX・・・34%減
NBC・・・14%減
ABC・・・12%減
CBS・・・12%減
ご覧の通りです。アメリカでは、主要メディアを見る人が激減。34~38%の減少はデカいですね。
このように、アメリカでは、昔から反・グローバリズム運動があったわけですね。
もっと遡れば、19世紀後半に起きています。
アメリカでは、1890年代に、ロスチャイルド家を批判した「アメリカ人民党」という政党が作られています。
アメリカ人民党は、ユダヤ国際金融資本に乗っ取られてかかっているアメリカに危機感を抱いて、政治と経済をアメリカ人の手に戻すことをうたった政治政党です。
このことは、林千勝さんの「ザ・ロスチャイルド」に載っています。
ヨーロッパにおける反グローバリズム運動と政党
で、ヨーロッパでも、2017年あたりから、「反グローバリズム(反・国際金融資本)」「反EU」「反ユーロ」「反移民」を掲げた「国益重視」の政党が登場しています。
で、政権与党となったり、第二党、第三党になってきています。
ただし「ポピュリズム政党」「極右政党」とか言われています^^;
こちらも「レッテル貼」が行われていますね。実際は違います。ふつーに愛国の政党です。当たり前のことです。
で、目立った政党は、次の通りです。
- フランス「国民連合(RN)」・・・2022年大統領選では、党首のルペンはマクロンに破れるも、フランスで高い支持。
- ドイツ「ドイツのための選択肢(AfD)」・・・2017年の総選挙で大きく議席数を伸ばす。
- オランダ「自由党(PVV)」・・・2017年の総選挙では議席数を伸ばし第二党へ
- イタリア「五つ星運動(M5S)、北部同盟(Lega)」・・・2018年5月に両党が連立し、西欧初の反・グローバリズム政権が誕生
- スウェーデン「スウェーデン民主党(SD)」・・・2018年総選挙で議席数を伸ばし第三党に。
フランスの「国民連合」は、ついこの前、マクロンと争ったルペンが率いる政党ですね。破れはしましたが、しっかりとフランスに根付いています。
「国民連合」は、いわば日本の「参政党」のような政党ですね。躍進しています。
なお、これらの国以外でも、イギリス、ギリシャ、スイス、スロヴァキア、ポーランド、ノルウェー、ラトビア、ハンガリー、フィンランド、デンマーク、ベルギー、オーストリアなどでも、「反・グローバリズム」政党が登場しています。
- イギリス・・・イギリス独立党(連合王国独立党)
- ギリシャ・・・民衆連合、黄金の夜明け
- スイス・・・スイス人民党
- スロヴァキア・・・コトレバ人民党我らのスロヴァキア
- ポーランド・・・新右翼会議
- ノルウェー・・・進歩党
- ラトビア・・・祖国と自由のために
- ハンガリー・・・ヨッビク、よりよいハンガリーのための運動
- フィンランド・・・真のフィンランド人
- デンマーク・・・デンマーク人民党
- ベルギー・・・フラームス・ベランフ
- オーストリア・・・オーストリア自由党
活動が縮小してしまったところもあるようですが、2016年頃から、欧米では「反・グローバリズム(反・国際金融資本)」の流れが、急速に出てきているということですね。
このように、欧米では「反・グローバリズム」の流れになってきたんですが、この流れを制するかのように2020年にコロナ騒動が起きています。
コロナ騒動は、世界各地の「反・グローバリズム運動」を妨げますね。
コロナは、こういう狙いもあったんじゃないかと思います。
周回遅れの日本における反グローバリズム運動・政党
このように、アメリカやヨーロッパでは、既に「反・グローバリズム(反・国際金融資本)」を掲げた政党が登場しています。
世の中の大きな潮流に「反・グローバリズム(反・国際金融資本)」があるということ。
ちなみにロシアのプーチン大統領も「反・グローバリズム」。なので、ウクライア戦争の本質も、「反・グローバリズム」なんですね。
で、こうした世界の動きを踏まえることも大事ですね。
でありませんと、「参政党」の登場が奇異で無謀に映る心配もあります。
が、決して「奇異」でもなく「無謀」ではないんですね。
ただ、日本では前例がないため、政党を立ち上げること自体が、勇気の要ることです。
もっとも、日本にも、今までもあるにはありました。たとえば、
- リチャードコシミズ「独立党」
- 桜井誠「日本第一党」
- 山本太郎「れいわ新撰組」
- 黒川敦彦「つばさの党(旧オリーブの木)」
- チャンネル桜「新党くにもり」
という政党ですね。
しかし、これらの政党の中には、最初にも書いた通りで、怒りに満ちていたり、差別的だったり、現実味が無かったりするのがほとんどだったりします。
もっとも「新党くにもり」はいいと思います。
が、どうしても古い政治システムのままです。なので、
- 企業、動労組合、宗教団体、中国、ウェール街からの「紐付き」献金
- 議員と執行部だけによる政策考案
- 結局、国民の意思が反映されにくい、反映されない政党になる
となって、既存政党と同じ運命をたどりそうなことが、容易に想像できるわけですね。
「仕組みそのもの」を変えないといかんわけですね。
が、ようやく社会との融和精神も持ち合わせた「まともな」政党(参政党)が出てきたかなあという印象です。
しかし世界的見地でみれば、こうした「反・グローバリズム」「既存の仕組みの見直し」は、「当たり前の流れ」なんですね。日本は5~6年遅れています。
が、ようやくまともな動きが出てきたかなという感じです。ようやく日本にも希望が出てきたと思います^^
参政党の出現はすごいですね。
日本がダメになるといった最悪の事態を回避する可能性が出てきたんじゃないかと思います
ただ、わかりません。
掲げる理念は立派であっても、実際に活動する人達の民度・レベルが最も重要だからです。
神谷さんの理念を理解して、現実に活動できる人達がどれくらいいるのか。知性、教養がどれくらいあるのか。ここは未知数です。
参政党に集まる人達の民度・レベルが悪ければ、絵に描いた餅になります。失敗します。
参政党は、今は「言っていることはごもっとも」です。
しかしこれからの活動次第でしょうね。
正念場は、これからです。