日本に軍隊は必要~可動できる軍隊が無いと他国からなめられる

軍隊は必要

北朝鮮問題。
拉致問題、ミサイル発射実験問題などありますね。

なんだか北朝鮮になめられている感もあります。

で、何故、北朝鮮拉致問題やミサイル発射実験問題が起きるのか。

これはズバリ、日本に軍隊が無いからです。

もちろん自衛隊はあります。
しかも世界第8位の軍事力を誇っています。
世界軍事力ランキング (2023年版)

しかし、実質、飾り物になっています。
といいますか、防衛のための軍事力であって、しかも自衛隊が動くためには制約が多くあります。

なので、日本の自衛隊は、実質「お飾り」のような軍隊になっています。

しかも戦後の左翼教育の影響で、軍隊と言うだけで過剰に否定する洗脳が効いています。

ちなみに、この洗脳の原因となってる太平洋戦争ですが、戦後、まったく間違ったことが広まり、学校でも教えられるようになっています。

ややこしい問題なんですが、太平洋戦争の真の理由は、こちらで詳しく書いています。
太平洋戦争の原因は近衛文麿と共産主義・国際主義者にあった!~林千勝「近衛文麿 野望と挫折」

安全保障のためには稼働できる軍隊・軍事力は欠かせない

やはり、必要あらば他国と戦争できる軍隊と軍事力があることは必須です。

また核兵器を持っていることも大事。

抜かない刀を持ちながらも、いざという時にはドンと威嚇できる軍事力は、今の世界では欠かせません。

で、日本は、実質、使えない軍隊(自衛隊)ですので、他国からなめられるわけですね。

北朝鮮問題の真因も、日本に使える軍隊が無いからです。

世界には、チンピラのような国がたくさんあります。因縁や言い掛かりをつけてくるヤクザな国は少なくありません。北朝鮮は、その典型です。

なので良い悪いは別にして、軍隊・軍事力は必要なんですね。

これが現実です。

戦後の左翼教育の洗脳が効いていると脳内お花畑になる

しかし、こう言いますとね、ちょっと物騒な話しにも聞こえます。

が、あくまで「現実」を言っていつわけですね。

威嚇できるくらいの体力や武術(軍事力、軍隊)が無いと、チンピラの多い界隈では襲われるリスクがある。

これは誰しも理解できるはずです。

しかし、戦後の左翼教育の洗脳が効いていると、条件反射的にムギャーとなる人も出てきます。

が、軍隊に反対するのは、脳内の理想に基づいています。

理想は結構なんですが、「現実を見なさい」なわけなんですね。

で、理想を描いて、これを死守するのは、観念にこだわることであって、瞑想の文脈でよく言いますが、これって不幸になる有り様なんですね。

はい、事実、日本は軍隊は野蛮だとかいって放棄していますが、それによって、北朝鮮問題は解決しません。

アメリカや中国からもなめられています。日本の安全保障をおびやかしています。

端的にいえば、理想に従うのではなく、現実に従うことなんですね。

「抜かない刀」としての軍事力は必要

やはり「抜かない刀」としての軍事力がないとなめられっぱなしになります。

アメリカからのさまざまな押しつけも、ある意味、日本に軍事力が無いことが原因です。

相手を威嚇する軍事力があれば、北朝鮮はもとより、アメリカから無理なことを言われても、「うりゃー」と一喝すれば逃げ出します。おかしな外交問題にはならなんでしょう。

で、このことは歴史が証明しています。

幕末の不平等条約を撤回できたのは明治の日本の軍事力

たとえば幕末。
日本はアメリカやイギリスなどの国々と不平等条約を3つも結ばされるんですね。それは、

  • 最恵国待遇・・・一つの国と締結した条約は、他の外国にも適用されるとういう無茶な条約
  • 治外法権・・・外国人が日本国内で犯罪をおかしたときでも日本の刑法が当てはめられない
  • 関税自主権が無い・・・日本では輸出入の際にかける関税を、自分達で決められない(取り引きする外国が決める)

という無茶っぷりな条約を3つも結ばされます。

ところが!明治時代では、富国強兵とガンガンにやりましたので、わずか数十年で日本はアジア最強の軍事大国に!

で、大隈重信は、日本の最強軍事力を背景に、イギリスの外交官に対して「おりゃー!」と高飛車に出て、外交官をビビらせます。

これによって幕末からの不平等条約は撤回されることになっています。

ケンカ上等が、日本を救った^^;

結局、日本と戦争になれば、イギリスも危うと思ったからですね。

スペインの戦略を阻止した豊臣秀吉

あと戦国時代の豊臣秀吉もそうです。

秀吉は、バテレン追放令を出しました。
当時の宣教師達は、日本人女性の奴隷売買ビジネスをしていて、しかもキリスト教を使って日本を侵略しようとしていたんですね。

それで秀吉はプッツンしてしまって、「我が国にはこれこれの軍事力がある」とスペインに脅しをかけて、日本から撤退させています。

ちなみに秀吉の迫力がすごかったせいなのか、その後、日本は「エンペラー(皇帝)」という国の扱いになっています。

当時、エンペラー(皇帝)という扱いは最上級の扱いだったといいます。

戦国時代の日本は、ヨーロッパでは脅威的な国とみなされていたんですね。

なので、徳川幕府200年の間、鎖国しながらも安泰な時代を過ごせたというのもあるといいます。

北朝鮮拉致問題が解決しないのも軍事力が無いから

結局、「軍事力」なんですね。
世界にはチンピラのような国がゴロゴロしています。なので力で屈服させる軍事力は必須なんですね。

時に威嚇・脅し・圧力をかけて自国を守る。

これが現実ですし、軍事力があってこそ自由と平和が実現できる。

これが現在の世界の実態ですね。

左翼は「軍事力なんて絶対にダメ!」と、呪文のように唱えますが、これなどは現実を見ること無く、イデオロギーにかぶれている最悪の見本のようなものです。

はい、イデオロギーは何かとよくありません。

軍事力、核兵器そのものはよくないことは言うまでもありません。が、これらがありませんと、外交上うまくいきませんし、チンピラ国からなめられてしまいます。

北朝鮮問題が起きる・解決しないのは、日本に稼働できる強い軍事力が無いからの一言になりますね。

このことは、三橋貴明さんも、藤井聡さんも、多くの識者が言われています。

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