それにしてもピエール瀧さんが、薬物摂取で逮捕された件は、各分野に波紋を広げていますね。
映画、ドラマだけでなく、ゲームにも、多方面にわたって大々的に影響が出ています。
◎ディズニー、『アナ雪』オラフ役の吹替え声優交代を発表
◎電気グルーヴ、CDなど商品出荷停止・回収を発表 配信も停止
◎NHKオンデマンド、ピエール瀧容疑者出演の6作品を配信停止
◎LIXIL、ピエール瀧容疑者出演の全コンテンツ削除へ「許されざる行為、遺憾」
◎セガ、ピエール瀧容疑者逮捕を受けてPS4『ジャッジアイズ』の
製品出荷およびDL販売自粛を発表
◎ピエール瀧の逮捕に「見せしめのためにも表舞台から永久追放すべき」
いやあ、すさまじいですね。ディズニー、NHK、セガ、LIXILなどなど、被害がすさまじい。企業としては、超絶地雷です。たまったもんじゃあありません。
で、やっぱり「回収」「コンテンツ削除」「配信停止」「販売自粛」と来ましたね。これは一種の「みそぎ」です。企業としての「みそぎ」。
しかし「みそぎ」のような潔癖さは、日本のよいところでもありますが、できれば一時的に「停止」とか「自粛」にして欲しいですね。作品そのものは、いいものもありますからね。
けれども、こうして「回収」「コンテンツ削除」「配信停止」とするのは、一部のクレーマー対策というのもあります。正義感を振りかざして騒ぐ、実質的にはクレーマーとなっている人もいます。こういう人の発言は、一応、筋が通っています。なので企業としても対応せざるを得なくなりますね。
しかし、薬物使用は、やっぱりよくありません。薬物使用の人間が、テレビ、映画、ドラマ、ゲームなど、公の場で堂々と出ていていること自体が、モラル低下をうながしてしまいます。犯罪幇助になりかねません。
視聴者に対して無意識レベルで、「モラルを破っても、犯罪をしたっていいんだぜ」「薬物やっていてもOKなんだぜ」といったメッセージになり得ます。さすがに、これはマズい。
子どもにも悪影響を及ぼしますからね。教育上、よろしくありません。
クレーマー対応もさることながら、公共のモラルのため、犯罪抑止、子どもの教育のためにも、反社会的行為をする者をメディアに登場させて、メッセンジャー的な役割や影響力を及ぼすポジションに置かせておくのは好ましくありません。
やっぱり「回収」「コンテンツ削除」「配信停止」は適切かもしれませんね。作品やコンテンツそのものは、いいものもあると思うんですけどね。
それにしてもテレビ、ドラマ、映画、ゲームに出演している芸能人が、犯罪を犯した場合、モラルの問題だけでなく、幅広く甚大な悪影響を及ぼします。
企業にも大打撃を与えます。賠償問題となって、さらなる追い打ちとなるのではないでしょうか。
てか、「アナ雪」での声優交代に関しては、既に損害賠償額も出ています。
◎ピエール瀧逮捕、損害賠償30億円超か 「アナ雪」オラフの声優交代
https://www.daily.co.jp/gossip/2019/03/14/0012145154.shtml
違約金や損害賠償は、総額30億円!
30億円ですよ!
「アナ雪」だけで!
これ、他の番組や映画などを入れたら、どれだけの賠償額になるんでしょうかね。数百億になるんじゃないでしょうか。人生終わってしまいますね。
で、芸能人が薬物摂取するなどの犯罪で逮捕された場合、
・逮捕
・全国報道
・俳優の仕事は永久に無し(復帰の見込みは難しい)
・企業からの賠償請求
ということで、すさまじいくらいの打撃を受けます。
精神的にも経済的にもズタボロで、下手すると「樹海行き」になるんじゃないんですか。精神が持たないと違いますかね。
芸能界への復帰は困難になりますし、その後、どうやって生きていくかという深刻な問題に直面します。なんとも・・・。
温情の目線で見ますと、こういうのって、逮捕や社会的制裁もさることながら、いかにして克服、更正していくってことがテーマになりますね。野球の清原さんも、薬物から抜け出すのが困難なことを言っていましたし、この手の問題は、なかなか難しいものがあります。
罰して、叩いて、世間から抹殺するのは簡単です。が、いかにして更正していくのか。
いやむしろ「更正しました」と綺麗サッパリに生まれ変わった姿、変身した様を、今度は逆に世間にアピールできるほうがいいですね。
「人は変わることができる」、「失敗してもやり直せる」といった強いメッセージに変わります。
そう考えると、「失敗はチャンス」ともとらえることができます。
しかし、天啓気療を20回くらい受けると、変わるんじゃないのかななんて、安易なことを思ってしまいましょうか。
しかしヒーリングは、苦しくても、どれだけハートに根付いて生きているとか、生きてきているとかと関係していますのでね。
全ての人が天啓気療の恩恵にあずかることができるとは言えません。中には、効果を感じないという方がいるのも事実です。
ただ、「ハートに生きる」と言っても、100%、そういう姿勢で生きている人は、まずいないでしょう。ですので「努める」という姿勢、これが大事になりますね。そういう懸命な生き方の向こうに、天啓気療のような恩寵が降りてくるんじゃないかと思います。
そう思いますとね、ピエール瀧さんはどうなのでしょうかね。ラジオでは、過激なことを言ってもいたような。今回の顛末を見て、いろいろと思うところがあります。
やっぱり人は、徳に根ざし、徳に生きたほうがいいですね。完全にそれができないにしても、そのように努めていくことですね。
人を切ったり、悪口を言ったり、恨みを抱いたり、ネガティブなことばかりを言う傾向には、どうやら発達障害が関わっているケースもありそうですが、どういうことにせよ、人を切るような有り様ではマズいですね。
ピエール瀧さんの事件は、いろいろと考えさせられます。