アセンションは単なるブームになると予測
アセンションのブームがすっかり終わった感じですね。2000年頃から続いて、2007〜8年にピークを迎え、昨年、世界中で熱くなった感じでした。
アセンションブームの時には、こうしたスピリチュアルの世界には全く関心が起きず、冷ややかでした。
というのも、このブームを仕掛けている人がいること(ビジネスになっている)と、2013年には何も起きるはずが無いという確信があったからですね。
踊らされて、後でガッカリする人が出てくるだろうな、と、嫌味に聞こえるかもしれませんが、冷めた目で傍観していました。事実、何もなかったわけですが。
もうこうしたノリのムーブメントは、過去の歴史において何度も起きています。
西暦99年、999年、1899年、そして1999年に、「最後の審判」とか「人類滅亡」といった騒動が起きています。
ですので、2013年のアセンションも、単なる空騒ぎで終わることは容易に予測がついていました。
アセンションブームが終わった後にこそ本物が分かる
しかしアセンションブームが終わり、静かになった今、スピリチュアル関係の本を多読しています。随分と本を購入し、ツン読状態にもなっています。
なんとなくスイッチが入ってしまい、こうした方面に関心が出てきたといいますか、半ばリサーチ感覚です。
こうしたスピリチュアルの世界は、「ニューエイジ」と言われた頃から数多く見てきてもいます。
で、アセンションブームが終わった後にこそ本物がわかりますね。
2500年の歴史があるダンマは優れている面がある
こうした結果、「ダンマ」が優れていることがわかってきます。「ダンマ」は仏陀が発見された究極の教えであり実践法です。
もっとも、古い時代に編纂されていますので、現代的な解釈や、取捨選択が必要だと思います。
そのまま鵜呑みできない表現などもあります。
ですが、エッセンスはお宝だと思いますね。
で、数多くの経典もあります。
教えの本質そのものは誰でも理解できます。
もっとも、ダンマは教えだけに終わりません。
大切なのが「実践」です。
ダンマのエッセンスは、自分の中で軸となっています。
世界中のいかなる教えや哲学であっても、ダンマのエッセンスに優るものは無いとも思います。
仏陀が説いたダンマはシンプル
仏陀が説いたダンマはシンプルです。
要する「いまここ」の実践の連続なんですね。
これがいわゆる「執着(煩悩)を手放す」ということの実現につながっていきます。
平たくいえば【「こだわり」「とらわれ」を捨てる】という現象ですね。またこれをも瞑想化もしています。
「え!?」と思われるかもしれませんが、本当にこの通りです。
悩みはこだわり・とらわれ
世の中の問題、人事全般の悩み、畢竟、「こだわり」「とらわれ」になります。
「悩む」とうことも「こだわり」「とらわれ」です。
怒りも、奢る気持ちも全部、そうです。
全ての問題は「執着」、「こだわり」「とらわれ」。
仏陀はこれを喝破したわけですね。
「いまここ」こそが最高の実践
で、こだわりから離れるためには「いまここ」なのですね。ダンマのエッセンスとは、「いまここ」です。
で、「いまここ」の説明には、スピリチュアルやアドヴァイタ、非二元に有益な説明の仕方があるわけですね。
いわば、現代で説かれているスピリチュアルやアドヴァイタ、非二元の「核」こそ、2500年前にブッダが説かれたことだったりします。
宇宙意識、真我、本当の自分、大いなる存在、純粋意識。いろんな言い方がされますが、ますは、ここに開け、ここに深化し、溶け込んでいくアプローチこそ「いまここ」ですね。
スピリチュアルの中には、ダンマを補完する教えや示唆もあったりします。
こういう視点からスピリチュアルを見ていくと、なかなか有益な発見があったりします。
2013/12/16 09:01:00