スピリチュアル雑誌をチェック
ほぼ毎月ですが、私はスピリチュアル雑誌をチェックしていましてね。
市場の動向チェックですね。あと読んでいて、映画やアニメを見ているかのようなエンタメ気分になって、話しとしておもしろいなーと感じるからですね。
実のところ、書いてあることはほとんど信じていません^^;
エンタメです。
まー、そんな話もあるよねーくらいの感覚で楽しんでいます。
なので映画やアニメ感覚なんですね。
こーゆー夢のあるファンタジーな世界もおもしろいもんですよ。
anemone(アネモネ)と岩戸開きを読む
そんな楽しみ方をしているんですが、今日は、
・anemone(アネモネ)2024年1月号
・岩戸開き 第9号
を立ち読み^^
で、どちらも面白いですね(*´∀`*)
ドラゴンアセンションのanemone
anemone(アネモネ)は、なんと「ドラゴンアセンション」^^
はて?と思ったんですが、そうそう来年は「辰年」なんですよね。
なので「ドラゴンアセンション」。
で、いろいろな話しが登場。
並木良和さんも健在ですね。
もう50才に近いんですが、少女チックな雰囲気が今もあって、不思議な方です^^;
ちなみに話題の参政党では、代表の神谷さんは並木さんからのお告げを信じているようです。
流出した内部文書があって、そこには「9月以降に衆院選があれば、再び参政党ブームが起きる」と並木さんから予言されたとか。これが参政党の会議の公式記録として残っています^^
なんともおちゃめな参政党^^さすがスピリチュアル政党だけはあります(*´∀`*)
とまあ、今月のアネモネは、来年の干支「辰年」にちなんで「ドラゴン特集」ってことですね。
ちなみに原始仏典でブッダは、「龍神は、人間の時代に善いことをした反面、悪いことも同じくらい一杯した人間が生まれ変わる生命体」と言っているんですね。
実のところ原始仏典では、「龍」は善悪両方の特徴を含んだちょっと残念な生命体として伝わっています。
原始仏典に伝わる龍神についてはこちらで非常に詳しく解説しています。お読みになってみてください。
そんなこともありますが、アネモネって、パステルカラーが似合うふんわりした感じで、スピ系雑誌の中でも嫌味が少ないですね。ちょっともわーんとするのがあるんですけどね。
天狗特集の岩戸開き
で、一方「岩戸開き」。
こっちはナチュラルスピリット社が送る硬派なスピ雑誌ですね。
「岩戸開き」って創刊当時から「天狗界っぽいなー」と感じて、ちょっと敬遠気味なんですよね。専門書なんですが、なんかイマイチ。ドロンした感じを受けます。
もっともドロドロ具合は「ムー」のほうがすごいんですけど^^;
で、今月の岩戸開きは、天狗が特集なんですね。
んが、やはり重たいですね。
でも天狗にも上質な存在と、そうでない存在がいて、上質の天狗は非常に数が少ないとか。
また西洋の天使とは天狗であるとか。
いろんな考察が載っていましたが、ちょっと重たい感じなのがどうも。
ちなみに天狗界については、
・島田幸安「幽界物語」
・宮地水位「異境備忘録」
にくわしいですね。
天狗界についても、こちらでくわしく書きました。
あの世の仕組みと天狗界
スピリチュアル雑誌はエンタメ
とゆーわけでして今日は書店で「アネモネ」と「天戸開き」を立ち読み。
「アネモネ」はわりと気軽に手に取ることができるんですが、「岩戸開き」はちょっと今ひとつ。情報源としては、アネモネよりも役立つ情報が載っていると思うんですが、なかなか重たい雑誌ですね。
でもどちらも時々チェックしていますが、今のスピリチュアルの界隈がわかりますので貴重な情報源になっています。
スピリチュアルは源流を知ることが大切
ちなみに今でこそ「スピリチュアル」と言っていますが、一昔前の1980年代は「ニューエイジ」とか「精神世界」と言っていたんですよね。
もっと前の1950年代では「ヒッピー」「カウンターカルチャー」とか「ヒューマン・ポテンシャル・ムーブメント」と言っていたんですよね。
さらに遡ると18世紀~19世紀は「ニューソート」「セルフヘルプ(自己啓発)」「神智学」であって、実のところ現在のスピリチュアルって、これらがルーツだったりします。
特にブラヴァッツキーが考案した神智学の影響は大変大きいんですよね。
ちなみに神智学は、当時ヨーロッパに広まっていた仏教(チベット密教を中心に寄せ集められた仏教)を元に、ヨーガやエジプトの秘儀などをパッチワークして作り上げたオカルトの総合デパートだったりします。
チャクラ、オーラ、階層的な身体、秘儀的なこと、古代人類史、宇宙観、地球の精神的指導者などなど、壮大な知識が集大成されていて、これが現在のスピリチュアルなどの底流に流れています。
といいますか、今世間にあるスピリチュアルのほとんどが、神智学の焼き直しです。
で、もっといえば、今スピリチュアルで行われているワークのほぼすべてが「密教」にルーツがあります。
と、そんなスピリチュアル。
本当は奥義といいますか、エネルギーを体現し使える人がわかる領域なんですが、それがエンタメのように扱われています。
本物のスピリチュアルは好きですが、ポップ・スピリチュアルはエンタメですね^^