ロックフェラー三世著「第2次アメリカ革命」
ロックフェラー三世が1973年に書いた「第2次アメリカ革命」。
林千勝さんの話しによれば、この書はNWO(新世界秩序)宣言書&計画書でもあるとか。
で、この書では「人間主義革命」を提唱。
「人間主義革命」とは、ユダヤ教・キリスト教の理想(愛、信頼、人間の尊厳)+アメリカ独立の理想(平等、自由、個人の権利の尊重)を合わせた理想主義。
要するに、宗教的理想+アメリカの理想を合体させた「究極の理想」ということでしょう。
が、理想主義というのは表向きの言い方。本当は全体主義を推し進めるための計画書。
くわしいことは、こちらの動画で解説しています。
【今、世界はどうなっている?】林千勝×水島総 第23回
動画の後半で、林千勝さんは言っていますね。
人間主義革命とは?
「人間主義革命」とは、世界を一元に統一(全体主義化)する「NWO(新世界秩序)」を推進するための戦略であるといいます。
で、全体主義を推進するための具体的方策は、次の通りであるといいます。
- 若者、黒人、女性の政治進出をうながす。
- 大学紛争、ヒッピー、幻覚剤、ロック、性解放をうながす。これらは人間主義革命の推進力となる。
- 「現在」の様子にウェイトを置くのではなく、あるべき「理想」を重視させる。イデオロギーを優先させる。
- 伝統、つながり、故郷を大事にするなどのナショナリズム精神を「病気」とする。
いやー、すごいですね。口あんぐりです。
人間主義革命は愚かな人間を量産するのが狙い
4つの基本方針があるようなんですが、煎じ詰めれば、人間が持つ天然自然な感性を破壊して、愚かにさせるということですね。言い換えれば、観念的で不自然な人間に変えてしまうということです。
天然自然の感性や叡智が豊かで発達している人は、支配してコントロールしにくいんですね。洗脳させにくい。
しかし、その天然自然な感性や叡智を鈍らせる・破壊すると、不自然な人間に改造することができる。で、洗脳しやすくなる。支配しコントロールもしやすくなる。
これが狙いなわけです。全体主義へと進めるには、人々を愚かにする必要がある。
愚かな人間が多いほど全体主義化しやすい
で、人を愚かな生物に改造するための方針として、
社会経験が乏しく見解も偏りやすい若者などを、あえて政治で活躍させる。「若さ」「新鮮」というレトリックを使って「未熟さ」を誤魔化す。真っ当な政治ができなくなり、その混乱に乗じて全体主義化をすすめやすくする。
マスコミをも使って、大学紛争、ヒッピー、幻覚剤、ロック、性解放といった社会的な混乱、退廃、破壊の文化を意図的に広めることで、愚かで劣化した人間を量産する。支配しやすい大衆に改造する。
今起きている問題よりも、理想を重視することで、現実の問題解決をピントのズレた変な方法にしてしまう。これによって社会は混乱し、分断を加速させる。
昔からある習慣を破壊することで、全体主義推進の障害となる「人々のつながり」を分断する。
要するにこういうことですね。
人々を愚かにすれば、全体主義化しやすくなる。支配しやすくなる。コントトールしやすくなる。
これが狙いなわけです。
逆に、これらの反対のことを意識すれば「正常」に立ち返ります。
1970年代は人間主義革命が横行した時代
思い返せば確かに1970年代は、上記のような風潮が盛んだったものです。
日本にも見られましたね。大学紛争、ヒッピー、幻覚剤、ロック、性解放。これらはまさに70年代の文化そのもの。
当時、私はまだ子どもでしたが、大学紛争をしたり、風来坊のヒッピーがもてはやされたり、あるいは大麻とかの薬物を吸う人がいたり。
はてまたロックが流行ったり。で、Hな性がはびこるようになったり。
子ども心に「なんでそんなことをするのかなあ」と疑問に思うところもありました。またその妙な刺激の強さに、ヤバさも感じていました。
しかし、これらの風潮は意図的に作られ、意図的に広められていたということなのでしょう。
ロックはやはり破壊の音楽だった
で、「ロック」は「破壊の音楽」といわれていましたが、まさにビンゴだったわけですね。
人間主義革命を推進するために「ロック」を流行らせる。
超納得。
私はロックが超絶苦手なんですよね。今でもダメです。
が、ロックは、人間主義革命(世界支配計画)のツールだったわけですね。
今になって超絶納得。
ロックは、人間の素朴な感性や霊性を破壊しますからね。
林千勝さんはすごい
ちなみにロックフェラー著「第2次アメリカ革命」は、最初に紹介した通りで、日本語訳でも出版されています。
しかし現在は入手できません。
それにしてもこれまた林千勝さんにより再発見。
ホント、林千勝さんはすごいですね。
ただ者ではありません。