AI(ChatGPT)は人類は二極化する~AIへの危険性と警告

AI(ChatGPT)への危険性と警告とユヴァル・ノア・ハラリ

「サピエンス全史」「ホモ・デウス」で著名な「ユヴァル・ノア・ハラリ」をはじめ3名が、「ChatGPT」といった大規模言語モデルの危険性を訴えているようですね。

「AIは文明を根本からハックする危険性をもっている」『サピエンス全史』ユヴァル・ノア・ハラリら専門家が米紙に警告

ふむふむ。

端的にいえば、AIは学習をし続けて、人間の知能をはるかに上回り、その結果、政治、経済、日常生活のほぼ全てが、AIに依存してしまうことになり、それは危険であるとか。

確かに。

AI(ChatGPT)は人類は二極化する~高次意識の開眼の必要性

しかし結論を先にいいますと、この先、人類は高次意識への開眼を余儀なくされますね。高次意識とは、真我、宇宙意識、愛といった高い次元の意識です。

宗教でも説かれている「真我」「神の愛」「宇宙意識」といった「高次の意識」や「徳性」を身につけなければ、「ユヴァル・ノア・ハラリ」が懸念する通り、人類はChatGPTなどのAIに屈し、奴隷になったり依存するようになるでしょうね。

しかし、高次意識に開眼すれば、ChatGPTなどのAIは「優秀なツール」として扱うことができるようになります。で、平和で豊かな社会を作ることができるようになりますね。

つまり、人類はこの先「二極化する」ということなんですね。選択肢は2つとも言えます。高次意識が、従来通りの意識か。

AIはデータベースがあれば人間の知性を上回る

ユヴァル・ノア・ハラリらはChatGPTをはじめとしたAIに脅威と警告をうながしています。

が、「ChatGPT」もそうですが、そもそもAIは、

  • データベースとなる情報が必要
  • データベースとなる情報を使って創造ができる
  • データベースに無い情報には、正確に答えられない(むしろ嘘、デタラメを回答する)
  • データベースに情報が無いと創造ができない
  • 宗教をはじめ人間の高次な精神性については適当な回答しか出せない。あるいは回答できない。

といった感じで、情報がふんだんにあったり、チェスや将棋のようにルールが100%決められた世界においては、人間以上の知能を発揮できます。

この点においては、すごいですね。

しかし情報が無く、まったく新しいことに関しては嘘を言ったり、デタラメなことを回答します^^;

AIはデータベースが無ければうまく機能しない

AIがいい加減な回答をしたり文章を作ることは、実際に「ChatGPT」を使っていると、時々遭遇します。

結局、ネット上に情報が乏しかったり、データベースが脆弱な場合の創造に関しては、嘘を言ったり、デタラメなことを回答してちょろまかすということですね^^;

おそらく、このことはかなりの先まで続く「AIの特徴」になると思います。

で、結局は「データベースが無いとポンコツ」ということでして、「ChatGPT」といえども使いものになりません。

使いものにならないだけでなく、いい加減な情報を回答しますので、危なっかしくて使えません^^;

結局、自分で検索したり調べることに落ち着きます。

自分でファクトチェックをするなら、最初から調べたほうがマシということに、皮肉にも結論付けられてしまっています、今のところは^^;

なので「ChatGPT」を使う用途は限られています。

AIは高次意識や徳は理解できない

さらに、「ChatGPT」は、高次の精神性、たとえば真我、至高意識については、まったく回答できません。また愛などの高い徳も理解できません。

実際、宗教や信仰、形而上の回答をうながすと、「宗教や信仰など科学的でないことは理解できません」とか「回答できません」といった文章が出力されますね。

もっとも、将来的には、形而上の概念も使いこなせるようになるかもしれません。

が、所詮、観念レベルのアウトプットです。子どもだましにはなりますが、まったく立ちません。

AIは言語レベルのツール

やはりAIというのは、言語や観念レベルの範疇にある産物です。ツールです。

意識のモデルでいえば「メンタル次元」ですね。あるいは「アストラル次元」も、将来的には扱えるようになるかもしれませんね。

いずれにしても「ChatGPT」などのAIは、観念、概念、言語レベルの範疇から抜け出すことはできません。

「ChatGPT」などのAIは、言語化できる、あるいは言語を組み立てて説明できる領域においては回答することができます。アイディアを生み出すことができます。

しかし、高次意識にはまったく立ち入ることはできません。

高次意識の開眼こそAI時代に必要な能力

で、高次意識こそ、次の世代における人類全員が習得、到達する必要のある課題になってくるわけですね。

そういうのが予想できてしまいます。

でありませんと、ユヴァル・ノア・ハラリらが危惧している通りで、AIに依存したり、奴隷になってしまうことにも。

多くの人類が高次意識に達すると、AIをツール感覚で扱えるようになります。

で、本当の意味での幸せで豊かな社会を創設することができるようになります。

真我、高次意識、至高意識、宇宙意識、愛に目覚めた人間にとっては、AIは非常に便利な道具になります。

高次意識に開眼しないとAIの奴隷になる

ところが、これらの高次の意識に開眼しないと、AIと対等な土俵に立ち続けるため、AIが脅威になります。

「ChatGPT大先生」になってしまいます。もっといえば「ChatGPTが神」になってしまいます。

Aiの奴隷になるってことですね。

二極化する人類

AIが普及するに従い、この先、高次元の意識に開眼した人類かそうでないかで、完全に二極化すると思います。

  • 高次の意識に開眼した人・・・ChatGPTは道具。しもべ。効率化のツール。
  • 高次の意識に開眼していない人・・・ChatGPTが神。先生。依存先。

AIの問題や懸念を克服するためには、人間の意識の高次化が欠かせないってことですね。

愚かな為政者がAIを支配する怖さ

「AI恐るるに足らず」なんですが、もっとも愚かな為政者の手にかかれば危険ですね。

「ユヴァル・ノア・ハラリ」は、愚かな為政者が使えば、政治、経済、日常生活などにおいて、人類に甚大な悪影響を及ぼすということも言いたいのかもしれませんね。

愚かな為政者がAIを支配する怖さは、もっと知られる必要があります。

確かに為政者がどう使うかは大きな問題です。

さて、どうなることやら。

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